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2008年10月10日 (金)

初雁

 先月20日過ぎに雁が初飛来したのをネットやテレビで見ていたが、シギチのほうにウエイトをかけていたのでまだ見に行っていなかった。2日、3日といつもの所に出かけたが潮が次第に悪くなり鳥も見づらくなってきたので、シギチをあきらめ5日に今期初めて雁を見に出かけた。
 
 蕪栗経由で行ったのだが稲の刈り取りがあまり進んでなく毎年見ているところにはまだ雁が入っていない。今年は夏後半の天候がよくなかったので稲刈りがだいぶ遅れているようだ。状況は想像していたのでまあこんなものかと思いつつ、ハクガンが伊豆沼に来てるようなので伊豆沼まで足を伸ばすことにした。
 
 伊豆沼に到着後どこに行こうか迷ったがとりあえず日曜なので誰か知り合いがいるのではと思いまず3工区に行ってみた。しかし3工区を見渡せる所に着くと稲刈り作業の車ばかりで鳥見の人は見当たらない、肝心の雁は刈り取りの終わった所にわずかいるだけだ。自分で探すより人に聞くほうが楽なのでずるしようと思ったのだが世の中そんなにうまくいかないか。
 数百くらいのマガンがいたのでその中に何かいないかプロミナーを出して探してみた。ハクガンがいないのは肉眼でもわかるが他の雁は簡単にはわからない。スコープで何度か繰り返し探してみたがマガンの中にヒシクイを1羽みただけで他に何も見つけられなかった。大きな群れをあきらめ次に遠くにいた小群を探してみると、数十羽の中にカリガネっぽいのがいる。農道を走ると手前の群れを飛ばしてしまいそうなので遠回りをして近づいてみた。間違いないカリガネだ、幼鳥も含め複数いるのはわかるが頭を隠して休んでいるので何羽いるかすぐには確認できなかった。
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 交互に顔を上げたり少し動き回ったりしているのを見ていたら成鳥5羽に幼鳥2羽のグループだったが、幼鳥も含め1羽1羽頭に特長があり見ていて飽きなかった。
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 上から2番目の個体は頭が丸く額の白い部分が頭頂から眼のすぐ脇まであり他に較べかなり広く見えた、一番下は幼鳥なので白い部分がない。

 土手の上に人影が見えたので行ってみると沼の中にマガンがたくさんおりその中にハクガンが浮かんでいた。ただし肉眼で確認できるのがようやくの距離なので大砲を構えた人たちも手持ちぶさたのようだ。遠いのは残念だったけど1年ぶりのハクガンだからやはりうれしい。 
 車に戻った時沼のほうからマガンの声が聞こえたので振り返るとマガンの大群が沼から飛び出してき、その中に白い点も見える。あわててカメラを取り出したが手持ちでピントがうまくこない、ほぼ全てががボケ写真だった。
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 近くに下りるそぶりも見せたが残念ながら飛び去ってしまい内沼方面に消えたので探してみたがどこにも見当たらなかった。今年も十勝にはハクガンが20羽も来ているようだが日本海側でなくこちらに来て欲しいものだ。

 足を伸ばし獅子ヶ鼻に何かいないか行ってみると久しぶりにTさんに出会った。沼の中にシジュウカラガンがいるという、それも亜種ヒメシジュウカラガンがと。
 プロミナーで探すと比較的近くにいた、確かに今まで見た中では最もヒメシジュウカラガンの特徴を備えているように見える。
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 体が小さく首も短い、嘴が短く頭部が丸みを帯び首に白い輪がない。頬の白斑は喉でつながっていないが胸の色が赤褐色でやや紫色味を帯びているなどの特徴を備えており色合いがとてもきれいだ。
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 かなり遠くの水の上にもシジュウカラガンが1羽浮かんでいたがこれも嘴が短く見えた。ただ首が長く見えその他の特長もよくわからなかったので亜種かどうかわからなかった。

 今期初の雁見だったが運良く一度に5種も見てしまった。サカツラガンが入っているようなのであとはハイイロガン、それにミカドガンなんてことはないかな。


 

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