2008年11月 5日 (水)

トンボはうまい???

 カレンダーも残り2枚になってしまった3連休の初日に紅葉を求めて山に行ってみたが、既に終わりかけ裸になっている木が目立った。山はまもなく冬を迎えようとしているのだろう、家の近くを歩いていてもジョウビタキが目につく季節になってきたがただ海に行けばシギチはまだ見られる。
 ここ数日海には行ってないが10月後半の分が残っていたのでそれを書いておこう。この時期潮位が悪く南側や東側が海水に覆われてしまいシギチを近くで見れないので、光の向きが悪くふだんはあまり見ない北側の石がごろごろしている所に行ってみた。餌もなさそうな所でたいした期待もしていなかったのだが、思いもかけず脚の色が赤・青・黄の3色がそろって出てくれた日もあったのには驚いた。トウネンやハマシギはかなり遠くの汀で餌をとっており石ころだらけのところには来てくれそうもなかったがすぐ近くに3種そろっていてくれただけで十分である。
 初めに目についた黄足鴫、3種で一番短足だ。
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 脚の色が黄色みを帯びて見えるけど青足鴫
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 青足鴫と小青足鴫、上と同じ個体だが光の加減で脚の色が緑青色ぽく見える。
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 一番相手をしてくれた赤足鴫、北側からは逆光で水面が光り肉眼でも見づらかった。
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 3種がならんでシンクロしたポーズをと願ったがそんなにうまいことがあるわけない、とりあえず黄足と赤足、
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 赤足と青足、
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 赤と青と小青、
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 赤と小青、
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 脚の色には関係ないが、アカアシシギとコオバシギとハマシギ、この時はたまたまコオバシギとハマシギが石ころだらけの近くに来てくれた。
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 アカアシシギを見ていて一番ユニークだったのは食べている餌だった。シギ類が普段食べる物は水の中か泥の中から捕ると思っていたが、トンボを空中キャッチし他のものには目もくれずそれだけ食べていた日があったのにはたまげた。
 シギやチドリの食べ物を調べてみたら甲殻類、多毛類、貝類、魚類などのほかに昆虫類、種子、藻類、微生物などとあった。確かに食べるものは種類が多いほど得えられる確率が高くなると思うし、特に長距離を移動する鳥類は何でも食べられないと生きていけないのだろう。
 ただ種類によって好みが違うのかアカアシシギがトンボばかり食べていた時コアオアシシギもほぼ同じ場所で餌をとっていたのだが、石ころから少しはなれた水の中に頭を入れてゴカイの仲間を探していた。結局コアオアシシギがトンボを食べたのは一度も目にしていない。
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 1羽がゴカイを見つけたがもう1羽に横取りをされてしまった。
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 少し離れた場所ではアカアシシギがトンボ(アキアカネ?)を必死に追いかけていた。
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 トンボを捕まえたところ、水や泥の中と違い目にもとまらぬ早業だった。
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 この日トンボはみな”つながりトンボ”だったので効率はすこぶるよくほぼ一度で二度おいしい状態だった。上の画像が9枚だからこれだけでおよそ18匹食べたことになるが、この他にもたくさん捕っていたのでいったい何匹食べたのだろうか。
 ところでここは海水、トンボが海水に卵を産んで果たして孵るのだろうか。海水の中で小魚を食べるヤゴの話なんて聞いたことないけど。
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 アカアシシギがトンボを食べる時必ず海水の中で強くすすぎ、目を白黒させるような感じでまるまま食べていたが何か訳でもあるのだろうか。体の大きさからするとそのまま飲み込めそうなのだが。
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 もちろんトンボはアカアシシギだけの御馳走ではない、トンボ大好きのハクセキレイやウミネコまでもがトンボを狙っていた。
 ハクセキレイの食べるシーンは撮れなかった、残念。
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 ウミネコはじっと動かず真上に飛んできたのを狙っていることが多かったが実に器用なものだ。
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 アカアシシギは思ったより脚が長くスマートでかわいいが、ただ真正面を向いたときタカのような怖い顔に見えるのは何故だ。 
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 一度だけバランスを崩したとき羽を広げ白い次列風切を見せてくれた。 
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 いつも逆光でしか見ることが出来なかったが25日に初めて順光側に移動してくれた。順光ではいっそうきれいに見える。
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 この日はサービスがよくどんどん近くまで寄ってきてしまいにファインダーからはみ出してしまう有様だったが、これが最後のサービスだったようでその後見ていない。
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 冬鳥の季節になったがまだいろいろ見れてるようなのでもう少しシギチを楽しめそうだ。

 


 



















 

 
 

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2008年10月31日 (金)

シャコエビはうまい

  今日は天気予報に反して日差しも柔らかく気持ちのよい一日であった。庭においてある餌台にシジュウカラがやってきたがまだ餌をおいてないのですぐ立ち去った。この時期になると忘れずにやってくる。以前覚えたことをすぐ忘れる人間に”お前は鳥っこみたいだ”という言い方をしたが、この比喩はいいかげんで鳥に怒られそうだ。
 明日から11月、忘れないうちに今月分のシギチを書いておこう、といっても1回で終わるかどうか分からないけれど。数が多かったのは前半がトウネンで後半はハマシギだが、目立ったのは前半が[がたい]の大きなホウロクシギで後半はアカアシシギだった。どちらも1羽づつだったが、今までなら一日二日で抜けてしまうのが今回はかなり長逗留していた。
 ホウロクシギは観察した範囲で9/25から10/19まで見られたがその前後には行ってないのでもう少し長くいたのかもしれない。工事現場ゆえ餌が豊富にあるとは思えなかったが一番食べていたのはシャコのように見えた。
 そういえばこの付近はシャコ漁(地元ではシャコエビと呼んでいる)のいい漁場のようで以前よく食べていたのを思い出した。あれは剥き方と雌雄を外見から見分けるのにこつがあり、初めてお目にかかったとき食べる前にそのレクチャーを受けたのを思い出した。寿司屋に行くときれいにはさみで切り処理してるあるけれど、卵が入っている雌はうまいのでたくさんある中からそれを見つけ棘でチクチクする手でむき頬張るのが地元流だ。
 ホウロクシギはシャコを採ったあと、たいてい洗ってからまるまんま食べていた。
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 カニを見つけた、振り回してはさみや脚を切り離し胴体を食べたあとさらに千切ったはさみや脚を海水の中から探して食べていた。
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 頭掻きをするとき足の爪が目に入らないのだろうか、危なさそう。
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 図体は大きいが水浴びはかわいらしく、気持ちよさそうだ。
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 見返り美□?
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 ここで撮った最後の姿
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 もちろんホウロクシギ以外にもいろいろ見られた、いつまでいるのだろう毎回見られたダイゼン。
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 9月に比べ冬羽の目立ってきたトウネンとハマシギ。
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 あくまでも端麗なコアオアシシギ、これも同じ個体だとすると長逗留だ。
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 (続く)


 
 


 
 

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2008年10月29日 (水)

ハクガンが3羽に

 もうすぐ11月、気温は?℃、今日は本当に寒くてとうとうストーブを炊いてしまった。冬の到来も間近なのだろう、まだ紅葉を見に行ってないがお天気お姉さんは見頃と話していたようだ。
 ところで今月は海に行ったり沼に行ったりで、何から書こうか迷ったが画像の数も少ないので沼からにしようと思う。前回の後12,13,23,25日と行ってみたが次第にハクガンが増え計3羽になっていた。
 
 12日は連れ合いの要望でハクガンを見に行ったのだが伊豆沼の周辺を探すもとうとう見つけられなかった。天気もよく青空をバックにマガンが竿になり鉤になり編隊で飛んでいるのを見ながら飲むコーヒーは気持ちよく、カリガネやシジュウカラガンは面倒で探さなかった。見たのはマガンだけだったがこんなのは久しぶりだった。
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 13日は海に行く予定だったが朝8時前から前日お会いしたSさん、Iさん、Kさんから次々とハクガンがいますよと連絡を頂いた、鳥を通じて知り合った方ばかりだがありがたい。
 Sさんの話では三工区と獅子鼻にそれぞれ1羽づついるとのことだったので三工区から見に行くと遠くに小さな白い点が目についた。早速スコープを取り出し連れ合いに見せる、とりあえずこれで当初の任務完了というところか。既に何台かの車から見ている人がおり、我々が近づいて飛ばしてもまずいのでしばらく遠くから眺めその後移動することにした。
 獅子鼻にまわってみるとここには連絡を頂いた皆さんが勢ぞろいをしていた。鳥はというと田んぼにいたのが沼に移動したようで水面にたくさん浮いている。その中に一段と白いのが1羽、ここにもハクガンがいた。5日に来た時は1羽しかいなかったのでいつの間にか1羽増えたようだ。距離が多少遠かったので500mmに1.4×をかましライブビューでピントを合わせてみたが結構使えるものだ。
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 しばし見ているとKさんやIさんから「カリガネがいます、シジュウカラガンも」との声、気づかなかったがハクガンより近くにいる。
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 お互いの距離が近かったので「2羽並んでくれないかな」なんて話していると、シジュウカラガンが移動し始め本当に並んでくれた、こんなのを見るのは初めてである。
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 あんた誰
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 抜き足差し足
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 やだよ
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 23日と25日はのんびり気ままに遅めの出発で伊豆沼を目指してみた、蕪栗にも雁が増えてきてはいるが昨年までとはなんとなく感じが違うので寄らなかった。稲刈りが遅い、道路が工事中など例年とは異なるが伊豆沼も同じような状況だ。沼本体や白鳥地区にはまだ行ってないがどうなっているのだろう。
 23日は三工区に行くとマガンがごまんと入っておりその中に白い点が二つ目に入った、この時は離れていた2羽が一緒になったのだろうと思ったのだが。コンデジの画像に白い点が二つ見えるのがハクガンだがこれでは小さすぎる。
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 近くまで寄ると成鳥2羽がくつろいでいた。2081023
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 何かに驚いて警戒したり、のんびり羽づくろいをしたりしていたが突然ハクガンが飛び去ってしまった。何があったのか、ハクガンだけを注視していたのでそれを感じたのだろうか。
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 この日はこれで終了、のんびり帰途に着いた。25日も特に予定がなかったのでまたまた行ってみると、畦の上でのんびりしているハクガンが2羽いた。
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 前回と変わらないなと思いながら見ていたとき遠くの大きな群れが突然飛んだのでカメラを構えると、何とファインダーの中に白い点が一つ。ありゃ、もう1羽ハクガンがいたのだ、そうすると23日の2羽は離れていたのが一緒になったのではないのかもしれない。それにしてもいつの間にか3羽になっていたのだ。
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 三工区にはあちこちにマガンの大群が入っており特に人や車が近づいたわけではないのに時々群れが一斉に飛び上がった。数が多いのでその迫力はいうまでもない。
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 その後1羽のハクガンが飛んでいった二工区に行ってみると、今期二工区に雁が入っているのを見るのは初めてだけど、いましたねハクガンも。
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 この日は陽が沈むまで見ていた、できれば夕焼けをバックに飛ぶ姿や塒入を見たかったのだが陣取っていた所が悪かったのかそれはかなわなかった。塒入を見るなら蕪栗のほうが条件がよさそうである。

 ※ここまで書いたあと何気なく支部のホームページを見ていたらハクガンが3羽になりそのうち1羽のほうの右側次列の一部が黒いとある。改めて画像を見てみたら確かに右の翼下面が黒く見える画像があった(翼上面の次列が黒く見えた画像はなかった)。かなりトリミングしてみるとよくわかるが、今まで気づかなかった。偶然ファインダーに入ったときはもう1羽いたんだという気持ちが先行しそれ以上考えなかったが、見る目が足らんということか。
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2008年10月10日 (金)

初雁

 先月20日過ぎに雁が初飛来したのをネットやテレビで見ていたが、シギチのほうにウエイトをかけていたのでまだ見に行っていなかった。2日、3日といつもの所に出かけたが潮が次第に悪くなり鳥も見づらくなってきたので、シギチをあきらめ5日に今期初めて雁を見に出かけた。
 
 蕪栗経由で行ったのだが稲の刈り取りがあまり進んでなく毎年見ているところにはまだ雁が入っていない。今年は夏後半の天候がよくなかったので稲刈りがだいぶ遅れているようだ。状況は想像していたのでまあこんなものかと思いつつ、ハクガンが伊豆沼に来てるようなので伊豆沼まで足を伸ばすことにした。
 
 伊豆沼に到着後どこに行こうか迷ったがとりあえず日曜なので誰か知り合いがいるのではと思いまず3工区に行ってみた。しかし3工区を見渡せる所に着くと稲刈り作業の車ばかりで鳥見の人は見当たらない、肝心の雁は刈り取りの終わった所にわずかいるだけだ。自分で探すより人に聞くほうが楽なのでずるしようと思ったのだが世の中そんなにうまくいかないか。
 数百くらいのマガンがいたのでその中に何かいないかプロミナーを出して探してみた。ハクガンがいないのは肉眼でもわかるが他の雁は簡単にはわからない。スコープで何度か繰り返し探してみたがマガンの中にヒシクイを1羽みただけで他に何も見つけられなかった。大きな群れをあきらめ次に遠くにいた小群を探してみると、数十羽の中にカリガネっぽいのがいる。農道を走ると手前の群れを飛ばしてしまいそうなので遠回りをして近づいてみた。間違いないカリガネだ、幼鳥も含め複数いるのはわかるが頭を隠して休んでいるので何羽いるかすぐには確認できなかった。
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 交互に顔を上げたり少し動き回ったりしているのを見ていたら成鳥5羽に幼鳥2羽のグループだったが、幼鳥も含め1羽1羽頭に特長があり見ていて飽きなかった。
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 上から2番目の個体は頭が丸く額の白い部分が頭頂から眼のすぐ脇まであり他に較べかなり広く見えた、一番下は幼鳥なので白い部分がない。

 土手の上に人影が見えたので行ってみると沼の中にマガンがたくさんおりその中にハクガンが浮かんでいた。ただし肉眼で確認できるのがようやくの距離なので大砲を構えた人たちも手持ちぶさたのようだ。遠いのは残念だったけど1年ぶりのハクガンだからやはりうれしい。 
 車に戻った時沼のほうからマガンの声が聞こえたので振り返るとマガンの大群が沼から飛び出してき、その中に白い点も見える。あわててカメラを取り出したが手持ちでピントがうまくこない、ほぼ全てががボケ写真だった。
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 近くに下りるそぶりも見せたが残念ながら飛び去ってしまい内沼方面に消えたので探してみたがどこにも見当たらなかった。今年も十勝にはハクガンが20羽も来ているようだが日本海側でなくこちらに来て欲しいものだ。

 足を伸ばし獅子ヶ鼻に何かいないか行ってみると久しぶりにTさんに出会った。沼の中にシジュウカラガンがいるという、それも亜種ヒメシジュウカラガンがと。
 プロミナーで探すと比較的近くにいた、確かに今まで見た中では最もヒメシジュウカラガンの特徴を備えているように見える。
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 体が小さく首も短い、嘴が短く頭部が丸みを帯び首に白い輪がない。頬の白斑は喉でつながっていないが胸の色が赤褐色でやや紫色味を帯びているなどの特徴を備えており色合いがとてもきれいだ。
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 かなり遠くの水の上にもシジュウカラガンが1羽浮かんでいたがこれも嘴が短く見えた。ただ首が長く見えその他の特長もよくわからなかったので亜種かどうかわからなかった。

 今期初の雁見だったが運良く一度に5種も見てしまった。サカツラガンが入っているようなのであとはハイイロガン、それにミカドガンなんてことはないかな。


 

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2008年10月 9日 (木)

9月下旬3

  9月末の分は1回で終わらせようと思っていたのだが、だらだらと書いてしまい2回でも終わらせることが出来なかった。まだ何種類か残っているがこれで終わりにしたい。

 最大9羽見れたコアオアシシギ、なんといってもスタイルが抜群にいいと思う。一番好きな鳥というわけではないが小顔であくまでも細く真っ直ぐな嘴、程よく長い脚はメタボな体には何とうらやましいことか。
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 サルハマシギもハマシギに較べれば脚が長くスタイルがよい、ここでは赤いのを何回か見たが幼羽は初めてだった。餌をみつけたところをハマシギに追いかけられたりしていたが羽を広げると腰の白さが目立っていた。
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 泥の中で餌をとっていたとき突然トウネンとともに岸壁の上に飛び上がり、どんどん近寄ってきた。最短5m近くまで来たが羽がすれておらずとてもきれいだ。
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 泥や石の中で一番白っぽく目だって見えたのがダイゼン、それに比べ泥の中で全く目立たないのがムナグロだ。ムナグロも日に照らされると黄金色に輝いて見えるのだが、この場所ではそのような雰囲気の所が少ない。
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 昨年はじめて入ったツルシギも1羽いた、環境が変わったので今年は無理かなと思っていたのだが。そういえば毎年見られていたアカアシシギを今年は見てない。
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 茶色い帽子のウズラシギ、泥の中では黄色の脚も真っ黒に見えてしまう。
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 ここでシギチを見るきっかけになったコオバシギ、少し前には成鳥も入っていたと聞いたが残念ながら見ることは出来なかった。
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 最後にシギチにとっては恐怖のハヤブサ、今回は成鳥1羽と幼鳥1羽の計2羽が見られた。気がついたときは既に狩っているか散らばしているかという早業で見ているほうはたまったものではないが、その姿・形はよい。
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 9/25,27,28,29,30の5日間で見たシギチ
ハジロコチドリ(A1、J1)、メダイチドリ(6~50+)、ムナグロ(2~6)、ダイゼン(3~7)、トウネン(220+~300+)、ヨーロッパトウネン(1)、オジロトウネン(1)、ウズラシギ(4)、ハマシギ(2~6)、サルハマシギ(1)、ミユビシギ(1)、オバシギ(1)、コオバシギ(1)、コアオアシシギ(6~9)、イソシギ(1)、ツルシギ(1)、アオアシシギ(1~9)、キアシシギ(1~2)、オオソリハシシギ(1~2)、ホウロクシギ(1)の20種(確認できたもののうちハジロコチドリ、ハマシギの一部、ホウロクシギ以外はみな幼鳥と思われる)

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2008年10月 7日 (火)

9月下旬(2)

  今回見た鳥の中でだんとつ大きいのがホウロクシギ、嘴が長く成鳥だと思うが、どこにいてもその存在がすぐわかるしハヤブサがきても他のシギチのように逃げ惑うことはなかった。
 ここではたまに見かけることがあってもてもすぐ抜けてしまうのに今回は1週間以上見られておりこのように長居したのは初めてだ。餌になる蟹などの甲殻類が増えたのだろうか。
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 それにしても嘴が長い、この長い嘴を器用に泥の中に差し込んで餌を探しているのを見ると途中で折れやしないかと心配になる。飛ぶ時も邪魔になるのではと思うが当然苦にするわけはない、車や人が近くを通った時や長い距離を移動する時ごくスムーズに飛ぶ。重心の位置がずれないかなど余計なことを考えるが、そんな進化をするはずはないか。
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 その他、上空を見上げ大欠伸?をし眠ってみたりいろいろな表情を見せてくれた。
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 小形のシギが多いのでオオソリハシシギもかなり大きく感じる、さかんにゴカイを探し食べていた。近くに水場があると洗ってから食べているが泥まみれよりうまいのかな。
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 ホウロクシギやオオソリハシシギは毎日見られたがキアシシギを見れたのは2日間だけだった。27日には目の前でたっぷり相手をしてもらったがすでに渡りを終えたのが多いのだろうか、もっと早い時期には毎日見られたはずだが。
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 (続く)

 





 



 

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2008年10月 5日 (日)

9月下旬のシギチ

 なかなか思うように鳥見が出来なくてやきもきしていたが何とか9月末から以前のように出来るようになったので早速天候が思わしくなかった24日と26日を除く5日間通った。秋のシーズンのピークが昨年は8月末からだったので今年は時遅しかなと思ったけれど数も種類もそこそこ見ることが出来た。
 5日間で見た種類は20種、その中にはここでは数が少ないコオバシギやサルハマシギも見ることが出来た。数はトウネンが多い日で300+、少ない日で220+だったが何ヶ所かに散らばっているのでもっと多かったかもしれない。他にはメダイチドリが50を超える日もあったがそれ以外は少なく、コアオアシシギが多いときで9羽も見れたのが珍しかった。

 数が断然多いトウネン、羽衣が同じように見えるがすべて別個体である。この時期はみなぴかぴかの幼鳥で成鳥を見ることはまずないようだ。
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 今年も脚のおかしいのがいた、目で追っていたときは脚を引きずっていたのでてっきり片脚を欠損していると思ったが画像を見ると指先が見えているので何らかの原因で足が伸びなくなったのだろう、無事に生き延びて欲しいが。
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 ハヤブサが時々襲ってくるので落ち着きがなく、そのためトビやカラス(ブトもボソも)が上空を飛んでもあっという間にシギチたちが飛び散ってしまい、いつまで待っても何にも戻ってこないこともある。
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 戻ってきても恐怖のためかしばらくは身を伏せており、落ち着いて餌をとり始めるまで結構時間を要する。ここではにっくきハヤブサだけど、餌をとらないと生きていけないしその時の姿はとても格好いい。
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 ヨーロッパトウネンもまだいた、それもかなり前から見られていたリング付きの個体である。いつまでここに居るのだろう、このまま越冬し来年夏羽を見せてくれればうれしいのだが。
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 オジロトウネンも一日だけというより一瞬だけ見られた、いつも見られたところが埋め立てられてしまったので今年はあきらめていたのだが。距離もあり一瞬だったので後を向いたところを一カット撮っただけで飛ばれてしまった。
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 (続く) 

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2008年9月24日 (水)

食いしん坊のハヤブサ

  ようやく普通にパソコンを使えるようになった。この間、9月の中旬から下旬にかけ何度か工事現場に行ってみたがシギチは一度もまともに見れなかった。いずれも食いしん坊のハヤブサ様がお出まししたためである。早い時間に行っていた方は普通に観察できたようなので出動するのが遅すぎたからではあるのだが。通院のあとしか行けなかったので仕方ない、それにしてもハヤブサはよくトウネンを食べていた。海面すれすれに飛んできてあっという間に襲うので、見ているほうも直前まで気づかない有様だった。映画や写真でしか見たことはないが思わず太平洋戦争当時に敵艦を急襲する雷撃機を思い出してしまった。
 そんなわけで今回もさっぱりシギチを見ていない。ごくわずかに見たシギチとそれを襲ったハヤブサでお茶を濁すことにしよう。

 ハヤブサがきても飛ばなかったヨーロッパトウネン、脚にメタルリングがついている。Uさんがスコープや画像で調べたところ今年鳥の海で標識された個体のようだ。
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 リングが見える画像
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 コムケ湖で標識されたトウネン、右脚に青フラッグが2ヶ、左脚にリングが装着されている。
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 この日トウネンは150羽以上いたらしいがこのうち何羽食べられたのだろう。
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 キリアイとハマシギが1羽づついたがいずれも遠かった。
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 キアシシギは少なくなったのか1羽しか目に入らなかった。080915_2
 上空に2・3度シギチが飛来したがハヤブサが怖いのだろうか、なかなか降りてこず大半は飛び去った。ムナグロなど遠くに下りてもすぐ飛んでしまう、このオオソリハシシギも降りる気配はなかった。
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 カモも次第に増えコガモはもちろんハシビロガモやオナガガモ、ヒドリガモなども入ってきた。オナガガモの雄エクリプスが口をあけたので撮ってしまった。
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 最後に腹減らしで食いしん坊ののハヤブサ、海面すれすれに飛んでくる。
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 獲物からは見えにくい裏側から飛び込んできて一気にアタック。
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 あっという間にトウネン1羽をゲットしてしまった。
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 画像を拡大してみたがリングもフラッグもついていないようだ。
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 何度も現われたがここは釣り人やウォッチャーが多いので今まで見た中で一番人馴れしてしまったようである。獲物を狙ったり、一休みするときウォッチャーがいても平気の平左、間近の石の上であたりをにらんでいた。
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 人を見るといつもならあわてて飛んでいくのだが今回の個体は悠然と尻を向け飛び立っていった。
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 ミサゴが自分の体の半分以上ある大きな魚をつかんで上空を飛んでいった。魚の種類は何だったのだろう、釣り人から見るとうらやましいだろうな。
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 一昨日マガンが確認されたようだ、シギチの季節はそろそろ終わりなのだろう。今年はもの足りさの残るシーズンだった。

 

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2008年9月 3日 (水)

久しぶりの

 久しぶりの更新である、いつもの所には何度か行ってたのだがシギチは数も種類も少なく意欲がわかない。回数も少なく見ている時間も短いので見落としがあるとは思うが。
 
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 27日から2週間ほど鳥見ができないので出かけた。チュウシャクシギは7月半ばから見ているが同じ個体なのだろうか。
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 [シギチ観察種]
チュウシャクシギ(2)、キアシシギ(3)、シロチドリ(2)、コチドリ(3)

 この日はシギチを早々に切り上げ久しぶりに新北上川方面に行ってみたが期待した鳥にはあえなかった。コロニーが近くにあるためかアオサギが水路にたくさんいたし、葦原の上をヨシゴイは飛んでいたのだけれど。
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 葦原でおかしな声がするので姿をあらわすまで見ていたらオオヨシキリだった。
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 帰る時久しぶりに間近でウシガエルを見てしまった、いつもはすぐ水に飛び込んでしまうのにこちらに気づかなかったのかぜんぜん逃げる気配がない、まるで置物みたいだ。
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 ○8/16
 久しぶりに見に来たがトウネンが少し入っていた、距離もあり写真を撮らなかったので画像はない。
 [シギチ観察種]
トウネン(31+)、メダイチドリ(5+)、ソリハシシギ(4)、ダイゼン(1)、ムナグロ(7)、コチドリ(5)、キアシシギ(1)、シロチドリ(3)
 シロチドリは先に来ていて方がA2,J4を観察、J4のうちの1羽がウミネコに捕食されたのを見たと話されていた。いつもは草地から干潟に出てこないチョウゲンボウが2羽で干潟を飛び回っておりシギチがざわめいていたがシロチドリの雛を狙っていたようで、その隙を突いてウミネコが一口で飲み込んでしまったという。昨年雛を見た草地はつい最近泥の下に埋まってしまったが、草地があれば雛も隠れる所があっただろうに。

  ○8/20
 24日の早朝探鳥会の下見を兼ねて来てみたら真っ先にアオアシシギが目に入った。
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 24日には松島基地のお祭りもあるので上空をブルーインパルスが飛んでいく、すさまじい騒音だが鳥はあまり苦にならないようだ。珍しくブルーとF2が編隊を組んできたがアオアシシギはチラッと目をやっただけ、航空機マニアだったら絶対喜びそうなシーンだと思うのだが。
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 他にトウネン、ソリハシシギ、メダイチドリなどが目についた。トウネンはまだ成鳥のほうが多いようだがメダイチドリは幼鳥のほうが多い。そういえばイソシギが3羽もいたがみな幼鳥だった、ここで繁殖したのだろう。
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 ここでは常連のヨーロッパトウネンも1羽いた。1080827_3
 [シギチ観察種]
コチドリ(5)、イソシギ(3)、キアシシギ(1)、ダイゼン(1)、ソリハシシギ(10)、トウネン(52)、
ヨーロッパトウネン(1)、ムナグロ(6)、メダイチドリ(16)、アオアシシギ(1)、シロチドリ(2)、
 
 ○8/24
 23日にはオオメダイチドリなどが見られたと聞いたが24日は大雨で観察どころではなかった。とりあえず現地に行ったが手持ちの光学機器が防水仕様ではないので傘を差しただ立っているだけ、それでもズボンがびしょぬれになった。遠くから来られた方の中にはスコープを出し熱心に観察している人もいた。この日観察した種類を確認しなかったがキョウジョシギなどを見たようだ。
 それにしてもよく雨が降った、せっかく航空祭で飛ぶ予定だったブルーインパルスも午前中少し飛んでお茶を濁したとか。

 ○8/27
 見始めるとすぐにハヤブサがシギチの小群に突っ込みあっという間に飛ばしてしまった。群れはその後戻ってきてしばらく飛びまわった後少し離れた場所に降りたがいつまでも落ち着きがなかった。
 ハヤブサが来たと思った時はもう目の前にいたので今回は後姿しか撮れなかった。その後遠くの高い照明塔にとまり何かを食べているように見えたので、犠牲になった鳥がいたのだろう。
 トウネンはほぼ幼羽だけだった、幼羽が主になると3桁は入るはずだが今年はとても数が少ない。
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 [シギチ観察種]
トウネン(36)、メダイチドリ(4)、シロチドリ(2)、ムナグロ(2)、ソリハシシギ(2)、
チュウシャクシギ(1)、キアシシギ(1)、コアオアシシギ(1杉元さん観察)

 ○9/1
 4日からまた鳥見ができないので今回は腰を落ち着けて見ようと思ったがキアシシギとソリハシシギが目についただけ、。
 キアシシギは落ち着きがなかったがソリハシシギは眠そうにしていた。頭掻きをしたあともうとうと状態、他に何か入ってこないかなと思いしばし待ってみたが何も変化がないのであきらめて帰途に着く。
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 [シギチ観察種]
キアシシギ(2)、ソリハシシギ(3)、シロチドリ(1)

 ○9/2
 鳥見とは別件の用事で隣町に行ってきたついでに時間に余裕があったので河口を覗いてみた。
 珍しくアオサギが波打ち際でウミネコと餌探しをしており、砂浜ではミサゴが集まって水浴びをしたり飛び回っていた。ミサゴはおそらく幼鳥が集まっていたのだろう、数えたら15羽もいた、画像には飛んでいるのを含め6羽しか写ってないが。
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 まだ9月に入ったばかりで見ている回数もすくないが、昨年に較べるとトウネンが1/10以下という状況である。渡りが遅れているだけなのかそれともこの場所の環境が変化したためか、天候などそれ以外の要因があるのか、あるいはそれらの複合によるのか知らないがとても少なく感じる。トウネンだけでなく他のシギチも少ないが、オオメダイチドリだけは多かったようだ。

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2008年7月25日 (金)

地元が

 最近地元に関することを何も書いていなかった。帰郷していたこともあるが、帰ってきたあとのショックが大きかったのであまり触れたくない気持ちもあった。
 地元を離れる前からパイプが敷き詰められていたので覚悟はしていたが、一月ぶりに行ってみたら今までシギチを見てきた古いほうが跡形もなくなっていた。以前にも書いたが、ここは海面を埋め立てて工業用地を造成している所だからいつかは土やコンクリートに覆われてしまうのはわかっている。ただ人為的に作られた自然ではあってもそれが壊されていくのを見るのはつらいし、ましてここは自分でみつけたたくさんのシギチを見れる所だから余計感じる。

 7月5日、ジャスト一ヶ月ぶりに行く。右下のパイプで浚渫した土砂を運び埋め立てている。遠方に今回埋め立てた所が見えるが、このパイプが敷かれているところもかっては水面だった。
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 パイプの先端から浚渫された土砂が大量に吐き出され水面がたちまち泥に覆われてしまう。
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 7月5日にはまだ西側にわずかながら水面が残っていた。
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 7月13日、わずかに残っていた部分もすっかり泥に覆われてしまった。4080713
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  2007年10月19日撮影。海水が入らなくなってからしばらく経つのでおそらく塩分が少なくなり汽水になってるのだろう、淡水系のシギチも入るようになっていた。一部しか映っていないが7年前に較べると水面全体の広さは1/3位しかない。
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 2002年9月16日撮影。画角が全く違うので水面の広さは伝わらないが、人が作ったとは思えない自然があった。
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  ここに多くのシギチが入っていた頃の全景を撮っていなかったので今とは較べられない、鳥を見るのに夢中で全体の像を残していなかったのが残念だ。

 ただ一番南側にある最後の埋め立て部分はまだ残されているので、もう少しは楽しめるだろう。いずれここも土に覆われてしまうがそれが1年後になるのかそれとも数年は今のままなのか、その時までここにくる鳥たちを見続けよう。
 
 さて7月は3度行っただけだが鳥はほぼ同じメンバーだった。毎回いたチュウシャクシギ2、オバシギ2はおそらく同一個体だろう、13日にはオオメダイチドリもいた。
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 後半トウネンが入りはじめメダイチドリが増えてきた、メダイチドリが採餌している様子を見てるとゴカイが豊富なようでひっきりなしに泥の中から引っ張り出して食べていた。
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 コチドリの幼羽が飛んできてすぐそばでうとうとし始めた、いつまでもこのような姿が見れるといいのだが
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 [シギチ観察種]
○7/5:チュウシャクシギ(2)、オバシギ(2)、キアシシギ(3)、コチドリ(1)、シロチドリ(4)、メダイチドリ(6)、イソシギ(1)

○7/13:チュウシャクシギ(2)、コチドリ(1)、シロチドリ(4)、メダイチドリ(1)、オオメダイチドリ(1)

○7/16:チュウシャクシギ(2)、オバシギ(2)、キアシシギ(2)、コチドリ(1)、シロチドリ(1)、メダイチドリ(29)、トウネン(1)、イソシギ(1)








 

 

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2008年7月21日 (月)

航路

 帰郷した時に見た鳥の最後に航路の鳥を書こう、といっても数も種類も少なかったのだが。
 北海道には数え切れないくらい行っているが車を持ってからはもっぱらフェリーを利用している。ガソリン代や高速道路料金が安かった頃は青森か野辺地から函館や室蘭に渡っていたが今はもっぱら仙台ー苫小牧航路に乗っており、行き帰りに海の鳥を見ている。ただこの航路はおもに夜間走るような時間設定なので、海鳥観察を目的に乗る人はこれに乗らず大洗ー苫小牧か八戸ー苫小牧に乗るようだ。
 海鳥観察は難しい、動いている船上から遠くの鳥を識別するのは自分にとって至難の業だ。図鑑に書いてあるような特長がはっきり見えることはめったにないので、似たような鳥が出るとどうしようもない。

 往路は4時半頃からデッキに出ていただろうか、海上はもやっており何も見えなかったが次第にもやも消え朝日に輝き始めた。遠くに白っぽい鳥が飛んでいる、あとで画像を拡大して見たらフルマカモメの白色型のようだった。フルマカモメはその後も何度か見られたがみな船に驚いて離れていくシーンばかりだった。
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 ミズナギドリ類もハイイロとハシボソばかりで一度くらいは見られるアカアシミズナギドリはもちろん、いつもは多いオオミズナギドリさえ見れなかった。ハシボソとハイイロはどちらか識別するのが難しい、これはハイイロミズナギドリ?
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 どちらかわからないがダッシュで逃げていくもの、ハート形の影を作っていくものなど見ていて飽きない。
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 ミズナギドリの小さな群れの上にやや大きめの鳥が現われ群れを追いかけている、初列の基部が白いオオトウゾクカモメだ。運良く少し近づいてきてくれた、この距離で見るのは初めてだ。ただ何か違和感があると思い画像をよく見たら、脚の付け根部分が白く見えたからだ。おそらく標識調査用のリングだろう、いったいどこで装着された鳥なのだろうか。
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 アホウドリ類は何故か往路がクロアシばかりで復路はコアホウばかりが目についた。
往路のクロアシアホウドリ、なんと2枚目の画像のクロアシアホウドリにも標識調査で付けたと思われるリングが見える。ミッドウェーででも付けたのだろうか、調べてないのでわからないが。
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 復路で見たコアホウドリ、さすがにこれにはリングは付いてない。
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 航路で驚いたのは往路で見たダイサギ、渡りの途中なのか間違って海上に出てしまったのかわからないが太平洋上を1羽で飛んでいた。
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 復路は気仙沼沖から金華山までしか観察しなかったので鳥は大して期待できなかったが、カマイルカが楽しいショウを見せてくれた。ミズナギドリ類やコアホウドリが上空を舞う中、水しぶきを上げて次々とジャンプをしていった。
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 7月も下旬になりシギチも移動し始めているようだ、次回からはまたMFの鳥について書いていこうと思う。





 
 




 

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2008年7月17日 (木)

初夏の鳥2

 草原の鳥ではないが一番見たかったのがコアカゲラ、網走で短時間探してみたが姿はなかった。エゾライチョウにもしばらくあっていないので林道を5ヶ所ほど入ってみたがどこにもいなかった。以前は車で中に入れたところもチェーンがはってあり一般車両侵入禁止になっている。山菜取りや渓流釣りの人が多くなったためなのだろうか、海に行っても漁港や海岸で進入禁止の札が目立つ。海はともかく北海道の山はヒグマが怖いのであまり車から離れたくない、エゾライチョウを探すのが難しくなってしまった。

 見てきたのは一般的な鳥ばかりだったが、その中で一番目立つのはノゴマだろうか。この鳥も苫小牧近辺では見れるがそれより西に行くととんと見かけない、いても数が少ないのか西胆振では見たことがない。
 口を大きくあけて囀っている、枝がうるさいが口の中まで丸見えだ。
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 これは別のところで、縄張りがあるのか同じような場所を行き来してはこの岩の近辺に戻ってきた。
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 オオジュリンは数が少なくなったのだろうか、あまり見かけなかった。冬場はよく目にするので少なくなったとは思えないのだが。1080611
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 オオジシギが矢印ポールの上でズビーズビーと鳴いている、脚を滑らせそうになった時は笑えたが。
 場所は違うがコムクドリもポールに巣を作ったようで餌を持ってきてはポールの先端の穴を覗き込んでいた。矢印ポールの先端の穴は巣作りに適しているのかいろいろな鳥が利用しているようだ。
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 ちょっと足を伸ばした所にはタンチョウが1羽でいた。
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 冬しか見れないヨシガモもペアでいた、ここでは繁殖しているのだろう。
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 鳥ではないが北海道といえばキタキツネが人気者、どこでも見かけるが観光地では人馴れしていて向こうから寄ってくるので始末が悪い。観光客が餌をやりまくるためだがアホかと言いたくなる、そこは自宅でも動物園でもないのだ。
 草の中から子狐がこちらちを見ている。警戒しながらも興味津々という感じ、横顔が少し精悍になってきたかもしれない。親と思われるのが遠くから出てきたがこちらに気がつきそそくさと逃げていった。
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 道北方面に足を向けなかったのでツメナガセキレイやシマアオジはもちろん見れなかった。そういえばマキノセンニュウも見ていないし声も聞かなかった。やはり短時間では思うように見ることが出来ない、いつになるかわからないが次回は余裕を持って歩きたいものだ。
 
 

 

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2008年7月14日 (月)

初夏の鳥1

  初夏の北海道の代表的な鳥といえば草原の鳥たちだろう。本州では渡りの時か冬季にのみ見れる鳥がほとんどなので雰囲気が全く違うし、開けたところにいるので見やすいのが何よりいい。
 ただし北海道といっても広いので道南、道東、道北と場所によって鳥も変わってくる。どこに行っても見られる代表がノビタキだろう、ちょっと街を外れるとスズメのように電線にもとまっている。逆に見れなくなった代表はシマアオジ、かっては道南の湿原でも見られたし、ごく最近まではオホーツクの原生花園にもいたのが自分で確かめたわけてはないが今年は見れなかったと聞いた。古くから見ていた方の話では今はあまり見ることが出来ないアカモズもどこにでもいたとか、いろんな鳥が少なくなっているようだ。
 それでも草原は気持ちがよい。陽の出る前うすく靄のかかった早朝、シルエットにしか見えない鳥たちが静かにさえずり始め、陽が昇るにつれ姿をあらわし一段と声を張り上げる。有名な原生花園は観光客やカメラマンが多いので早朝の一瞬しか楽しめないが他にも鳥のいる所は沢山ある。
 今回の鳥見は十勝と上川でそれぞれ1日と実家近辺で短時間しただけ、家族旅行で釧路と網走にも行ったが当然鳥見はほとんど出来なかったがそれでも十分楽しめた。

 どこにでもいたノビタキ、雄は白と黒とオレンジのコントラストがくっきりした夏羽になり囀っていた。雌は雛の世話で忙しそう、見ていた範囲内では餌やりはほとんど雌がやっていた。
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7080620_2雄も餌を
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 餌は青虫、小さな昆虫、蜘蛛などを運んでいた。

 コヨシキリもあちこちで見れた、もちろん宮城にもたくさんいるけどここは距離が近い。
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 道東に行くとけっこう見かけるが道南の実家近辺ではまだ声すら聞いたことがないシマセンニュウ。 
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 そういえばエゾセンニュウは道南のほうが多いと思う、朝夕散歩をしていてもそこらから声が聞こえてくることがある。ただし声はすれども姿は見えずの代表だ、山ほど声を聞いてるがとまった姿を見たことがない。エゾセンニュウの声は昔ジョッピンカケタカと聞きなしていた気がするけど、意味は錠をちゃんとかけたかという北海道弁である。

 夏羽もいいけど、雪景色のほうが似合うと思うベニマシコ。
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 雌はみかけたかな?忘れた・・・ので・・・続く

 
 

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2008年7月11日 (金)

洞爺湖畔

  タイトル通りまた鳥の話に戻ろう。はじめに比較的身近な洞爺湖畔で見た鳥について書こうと思うが、その前に感想を一つ。
 超一流のシェフが造る山海の珍味に舌鼓を打ちながら食料品の危機や飢餓を語り、何万人の警護に守られながら移動は一人でなければいやだとダダをこね、エコだ環境だと言いながらCO2削減さえ儘ならなかった会議がようやく終わったか。

 サミットの1週間ほどまえ会場に比較的近い湖畔にある小さな公園で2時間ほど鳥見をしてきた。前回の警備の画像はその行き帰りに撮ったものである。
 この公園は野鳥や植物などに関心のある地元の人たちが自治体に働きかけて作ったもののようで管理は自分たちでやっている。たまに近くにある小学校の児童たちが自然観察に利用しているようだが普段は誰もいない。
 ここは冬季に餌を与えているのでカラ類など間近で見れるが、この時期は子育てに忙しいようでなかなか相手をしてくれなかった。
 公園に入ると足元からクロツグミが飛んだ、これは他の場所でも何回か見かけたがみな薄暗い地面で餌をとっており写真には撮れなかった。
 カラ類もにぎやかに飛び回っているがみなエゾマツなどの高い梢で姿もちらほらしか見えない。ハシブトガラ?とヒガラがようやく下に降りてきた。
 コガラとハシブトガラの識別が今も出来ないがこれはどっちなんだろう。
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 小さな池の中に枯れ木が1本立っていてその天辺にヤマゲラが1羽止まったが角度がありすぎてどうにもならない、下の枝に降りるのを待ったがまもなく飛んでしまった。この枯れ木にはたくさんの穴が開いておりコゲラとニューナイスズメが営巣しているようだがお互い盛んにバトルをしていた、といっても一方的にコゲラが追い掛け回していたのだが。
 池の周りの木にとまり様子をうかがうニューナイスズメの雄。
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 ニューナイスズメを追い掛け回していたコゲラ、雄の頭部の赤い羽根を見たことはあったが写真に撮れたのは初めて、この日一番の成果かな。盛んに餌をくわえて行き来していた。
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 コルリが鳴いていたので必死に探すとはるか遠くの枝にいるのをようやく見つけた、かなり遠かったけどここで見たのは初めてなので証拠に撮る。
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 キビタキが近くに来てくれた、ただしここは針葉樹の中である。飛島や蔵王で見るのとは趣が違う、そのうち雌もやってきた。子育てで忙しいのだろう、どの鳥も羽がすれて汚くなっていた。
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 秋冬の常連のゴジュウカラは全く見れなかった、密かに期待したクマゲラは一昨年現われただけだったのだろうか。そういえばシマエナガやキバシリをここで見たことがないけれどきっとどこかにいるのだろう。 

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2008年6月 7日 (土)

5月後半

 少し前から右手親指の付け根が痛く、あまりひどいので整形にいったら腱鞘炎だった。どうやらパソコンのやりすぎのようだ、マウスを左手でやってみたけどいずいったらありゃしない。
 しばらくはパソコンを出来そうにないので5月の後半は写真だけにし、その後しばらく休もう。
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 シギチは多くなったりいなくなったりで、6月にまたいろいろ入っているようだ。ビロキンがまだいたのにはちょっと驚いた。
 ハチクマはシギチのポイントから少し離れたところでだが県内では初見である。

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2008年6月 1日 (日)

ロタ島7

 初めにも書いたように初日はガイドが付いた、2日目もどうするかきちんと決めなかったのでガイドが来ていた。宿とのコミュニケーションがうまく取れていなかったのだろう、事前に調べ断りを入れていなかったこちらが悪いのだが。というわけで2日目もガイド任せだったが暑いためか朝食休憩、昼食休憩がそれぞれ2時間前後入る贅沢な鳥見となった。
 確かに国内と違い気温がすごく高いので連続では大変だが、休憩時間に宿に戻りシャワーを浴び着替えをしながらの鳥見はもう2度と経験しないだろう。
 2日目は朝食前にバードサンクチュアリ、朝食後千本ヤシ林など、昼食後は多分アス・マンモス岬やアラグァワンなどなどを回ったようだが地理不案内でどこをどうまわったかはっきり覚えていない。鳥は初め初めの2箇所を除き特にこれという場所はなかった、サバナ高原には行ってないので高い所についてはわからないが。

 2日目に見た鳥で一番の感動はコバシヒメアオバトだろう、他のハトに比べカラフルでこれぞ南国のハトという感じだった。

 千本ヤシ林に着くやいなやこの鳥が出たのをガイドが見つけ教えてくれた。木の葉に隠れなかなか姿全体を現さなかったのでシロアジサシの雛を見に移動した後一人で少し移動したら2羽が枝先に出ていた、ラッキー。
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 別の日にもサンクチュアリやハニーガーデンなどで見られたがいずれも遠かった。
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 2日目に見たもう1種のハトはムナジロバト、名前の通り雄は喉から胸にかけて薄いクリーム色の鳥だった。雌は全身茶色っぽいがよく見ると羽縁が目立ち地味ではあるがアクセントになっていた。
 これを初めて見たのはアラグァワン(見た場所を聞いたらこの名を言われたのだが、あとで地図を見たらアラグァ湾という広い湾全体を言う名前のようだ)でこの鳥も警戒心が強く薄暗い木の葉の影から出てこなかった。
 比較的よく見れたのは3日目で、ハニーガーデンの近くにあったブドウの房状に垂れ下がった木の実を食べにきていたときだが、やはり警戒心が強く全身を見るのに苦労した。このときは周りを飛んだりもしたが、飛んでいるとき雄の胸の白っぽい部分がよく目立った。
 画像の上2枚がオスで下2枚がメスである。
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 3日目はさすがにガイドを遠慮した、前日に断りを入れたのだがそれでも翌朝来ていたのには驚いたが。帰るとき清算してもらったらガイド料は日本なみだったようだ、といっても日本のガイド料がどのくらいかを調べたことはないが。
 この日からレンタカーでまわったがロタは国際免許証がいらないので助かった。
 車を借りる時日本と同じように車を点検し傷だらけであることを指で示したら、係りが無問題と言いなんでそんなこと聞くのだという顔をしている。何でだろうと思ったが実際走ってみてその理由がよくわかった、メインの道路以外はヤシや他の硬い草が道にはみ出していて葉や草で車のサイドがこすられるからだ。
 レンタル料はカローラで1日60ドル、ガソリン代はそれなりに高かったが島が小さいのでたいしたことはない。当たり前の話だがガイドに頼むよりはるかに安いし、さらに時間に束縛されないで好きな所に行けるのが何よりだった。

 3日目と4日目は鳥だけでなく他のものも見たかったので前日までと同じ場所に行ったのはサンクチュアリと千本ヤシ林だけだった。鳥に関して言えば結果的にそれがよかったかもしれない。
 南国のフルーツを食べようとガガニフルーツ園に行ったが閉鎖され売りに出されていた。やむを得ずその手前にあったハニーガーデンという所に行ってみたがここも門扉が閉ざされている。
 さてどうしようかと思ったが果物のなる木があるならきっと鳥だっているだろうと思い周辺を見ていたらたくさんいた。
 今まで遠くにしか見れなかったミクロネシアミツスイが近くに何度も飛んできてくれた。全く見れなかったオウギビタキが藪の中でちょろちょろ動いているのがわかる。ムナジロバトやコバシヒメアオバトも見られたし、ナンヨウショウビンなど数が多い鳥ももちろんいる。この後鳥を見るときはサンクチュアリ以外常にここに来た。

 
 ロタで唯一南洋の鳥らしかったのがミクロネシアミツスイ、真紅の羽に細長くとがって曲がった嘴、これだけ派手なのは南の鳥だろう。遠くの高い木の上にとまっているのを何箇所かで見かけた。
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 ハニーガーデンではすぐ近くで見れたが花のそばには来てくれなかった。
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 嘴の先に見えるのは舌なのだろうか。
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 逆光ではせっかくの羽色が・・
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 急に枝から飛び立った
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 写真を撮るのに一番苦労したオウギビタキ。藪の中から出てくるのは道の反対側に餌をとりに行く時のみで、稀にヤシの葉陰に出てくるだけ。この鳥を撮るためにかなり粘ったがとうとうまともに撮らせてもらえなかった、これに時間を費やしたためミクロネシアミツスイがついおろそかになってしまったのが残念だった。
 名前の通り尾羽を扇のように開き一度も動きを止めることなく葉影を移動していた。これだけ細かく動き回る鳥を見たのは初めてだ。
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 鳥についてはほぼ全て書いた、メジロとグアムクイナを除きおおよそ見れたと思う。遠くを飛んでいるのしか見れなかったクバリーガラス、日本でも比較的見ることが出来るヨシゴイとクロサギは写真が撮れなかったり撮らなかったりだったが。

 次回に鳥以外のことを書きロタについて終わりにしたい。

 

  

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2008年5月31日 (土)

ロタ島6

 前回までは宿の近くやサンクチュアリで主に見られた鳥を書いてきた。今回からはその他でも見られた、あるいは他でないと見られなかった鳥を書こう。
 ロタのいろいろな所で見られた鳥で多かったのはオウチュウ、カラスモドキ、ナンヨウショウビンの順だろう。

 
 一番多く見たと思うオウチュウ、この鳥は日本が統治していた時に移入したようだ。この島ではミクロネシアミツスイがあまり多く見られなかったけれど、数が少ないのはオウチュウがいるためらしい。理由はウエブサイトで探すと見つかるので調べるとわかるだろう。
 とにかく多かった、電線の上や広場の草地、林道の木にとまってるかと思えば道路わきにもいた。
 これも初めて見る鳥だったので来た当初は珍しかったが時間がたつにつれ、な~んだまたオウチュウかよという雰囲気になってしまった、オウチュウさん御免なさい。
 
 宿の前の折れたヤシの木の上で、ここではカラスモドキと場所争いをしていた。餌を口にくわえて飛んでいたが近くに巣でもあったのだろうか。
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 林道を車で移動していた時オウチュウの巣を何個か見かけた。中に雛がいたのもあったが、暖かいところに来ると餌がいつでも確保できるので繁殖時期が定まっていないのかな。
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 フルーツ園でも繁殖していた、この花は昔日本人が南洋桜と名づけた花だと思う。
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 一度は見てみたいと思っていたナンヨウショウビン、だが島に来てみるとこの鳥も多かった。宿の周りのヤシの木にしょっちゅう来ていたし、サンクチュアリではよく2羽で飛び回っていた。早朝車を走らせているとあちこちの電線にとまっていたし、千本ヤシ林でもいつも飛び回っていた。
 宿のプールのほとりに座っていたら目の前のヤシの葉にとまった、羽に光があたると背中が青く輝いて見える。比較的フレンドリーで慎重に近づくと逃げなかった。
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 サンクチュアリでは時々ずうっと下のほうを飛んでいた。距離的に2・3度挑戦できたが帰ってから見たら1枚もピントが来ていない、んー情けない。
 全くノーピンだがこの鳥が一番きれいに見えたのがこのときだったので載せた。
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 千本ヤシ林ではよく枯れ枝にとまっていた。
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 羽に光があたると特にきれいだ、ブルーのグラデーションが何ともいえない。
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 林道などでよく見たのがオオベニバト、この鳥も多かったが撮った数は一番少なかった。結構いたのに、警戒心が比較的強く一番地味に見えたからだろうか。林道や草むらで餌をとっているか木の枝にとまっているのが多かった。
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2008年5月28日 (水)

ロタ島5

 アカオネッタイチョウやシラオネッタイチョウがサンクチュアリの華ならシロアジサシはここの妖精だろうか。いつも仲良く2羽で飛んでおりひらひらと羽ばたきながら飛んでることが多く感じた。海上で舞うように飛んでいるかと思うといつの間にか頭上にきていたりしたが、動作がいつもシンクロしているのがおもしろい、お互い阿吽の呼吸なのだろうか。 
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 宿の前や他の場所でも見られたが、千本ヤシ林ではモクマオウの木で営巣しており、とまっているところや雛に餌を与えているところを観察できた。近くで見ると黒い目がとてもかわいい、つぶらな瞳という言葉がそのまま当てはまる感じがする。
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 シロアジサシは産卵するとき巣を作らないと聞いていたが確かに雛はただ枝の上にいるように見えた。雛の写真を撮る時は親がいないときに近寄ってそっと撮らせてもらった。 
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 これは巣のようにも見えるが高い所にあるので何か確認できなかった。
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 餌を与えに来たところ、もちろん離れて撮ったものでトリミングしている。
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 シロアジサシの写真というと2羽が仲良く枝に並んでとまってる構図が定番だが、今回は一度もそのように並んでくれなかった。

 
 クロアジサシもそこかしこで見られ、一番多かったのが千本ヤシ林の先にある岩礁で次にサンクチュアリが多かった。
 飛ぶスピードが早いのでサンクチュアリではピント合わせに苦労させられた。
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 千本ヤシ林の先の岩礁はクロアジサシのコロニーになっていた。
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 波が高いのは台風2号の余波でうねりが大きく、宿で寝ているときも波の音がうるさく感じるほどだった。

 
 サンクチュアリで一番存在感のあった鳥はオオグンカンドリだろう、とにかく大きかった。すぐ上を飛ばれた時はその大きさゆえ何度かカメラのファインダーから大きくはみ出してしまったものだ。
 見た数は多くなかったがほとんどが雌か幼鳥で、雄は特に少なかった。一度雄が岩の陰から現われた時はあっという間に頭上に来てしまい、ありゃぁ、オスだーといってるうちに飛び去ってしまった。当たり前だがこちらが思うようにはなかなか飛んでくれないものだ。
 幼鳥、頭部が白い。
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 雌、頭部が黒く喉から胸にかけて白い。近いので赤い虹彩が結構目立った。
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 雄、画像をクリックして大きくすると喉の赤いのがわずかにだが見えると思う。
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 他にサンクチュアリで見れたのはナンヨウショウビンとオオベニバト、2で書いたカラスモドキ、種類はそれほど多くないが密度が濃いので十分満足できた。以前行った方の経験から時期的に繁殖期ではないので鳥がいないのではとの不安も聞いたが杞憂に終わった。
 鳥以外ではマリアナオオコウモリが何度か飛ぶのを見かけたがなかなか迫力があった。
 
 次回からはサンクチュアリ以外の鳥について書こうと思うが所用で来週になるだろう。







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2008年5月27日 (火)

ロタ島4

 アカオネッタイチョウのチャームポイントが赤い尾羽と嘴なら、シラオネッタイチョウはアカオより長く見える白い尾羽と翼上面の逆ハの字形黒班だろう。
 白い尾羽はアカオのように2本に分かれることはめったになくあくまでもピンと真っ直ぐに伸ばし飛んでいることが多かった。んー、姿勢を正して気をつけって感じか、そのためなのか実際はアカオより小さいが大きく感じた。
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 下面には逆ハの字形の黒班が見えない。
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 尾羽が2本見えたこともあった。
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 上の画像にもあるが、頭部や尾羽が亜麻色っぽく見える個体がいたけど理由は、年齢?、光の加減?、それとも何か別の原因なのかな?
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 まれに2羽でからみながら飛んでいることもあった。
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 アカオ、シラオとともにここの主役はアカアシカツオドリだろう。成鳥から雛までいろいろなステージの姿が見られた。が、画像は成鳥と雛と間近に飛んできた幼鳥しか撮っていなかった。
 近くを飛んだとき我々が珍しいのか首を曲げてこちらを見ているようなしぐさをすることがかなり見られた。
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 名前の通り脚の赤がよく目立つ。
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 雛はまるでぬいぐるみのようだったが、中には脚を上にしてひっくり返っているのもいた。何かが原因で死亡したのだろうか、動く気配はなかったがまだ羽毛が新鮮に見えた。
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 幼鳥は全く人を怖がらず手の届く距離に飛んできた、ガイドが来ていたときは暇つぶしに幼鳥に触って遊んでいた。
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 繁殖の最盛期には崖下の木がアカアシカツオドリだらけになると聞いたが、きっとすさまじい景観になるのだろう。

 カツオドリもいたが数は極めて少なかった、ここで繁殖しているのだろうか。               
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 近くに来ることは稀でいつも崖下を飛んでいたカツオドリ、この鳥は上から見るより下から見たほうがいい感じだ。
 
 
 
















 

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2008年5月26日 (月)

ロタ島3

 昼食を済ませたあと、あまりにも暑いのでしばし休憩をとってからサンクチュアリに行くことにした。この時期は最高気温が38度くらいあるらしい、一番暑い時期を選んで訪れたようだ。
 サンクチュアリにはディビットというガイドさんに車で案内してもらった。実は同行された方が以前ロタに来ており、その時ココナッツヴィレッジに宿泊していたので多少は支配人と知り合いだったようだ。それで今回何度かメールでやり取りをし、支配人が気を利かして頼んでくれたようである。
 ディビットはとても気さくで日本語も堪能な方だった。当初好意なのかなと思ったがそんな事ある訳がない、後できっちり料金を取られたが自分は初めてなのでとりあえずしょうがないか。
 サンクチュアリは正式名ザグァガガバードサンクチュアリと言い、コバルトブルーの海を見下ろす高い崖の上にあった。とても見晴らしがよく海の色も言うことなし、これがロタブルーと呼ばれる海の色だ。
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 真下には密林があり木の上にアカアシカツオドリの巣がいくつも見える、最盛期にはこの鳥でうめつくされると聞いたが今は少数しか繁殖していなかった。
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 ここは景観も素晴らしいが鳥たちも日本で想像していたよりすごかった。目の前をアカオネッタイチョウがぶんぶん飛んでいく、数はアカオより少なかったがシラオネッタイチョウも同じだ。すぐ上をかすめていくのもいる、真下の崖に巣でもあるのだろうかすうっと下に消えていくのもいる。
 ここには毎日来たが早朝はアカオが少数飛んでいたけど、シラオはほとんど見なかった。どちらもよく飛んでいるのを見たのは朝食後多少時間がたってからで、おそらく気温が上がってからだと思う。
 まずアカオネッタイチョウから。硫黄島ではかすんで見えた赤い尾羽だったが、今回はロタブルーの海、さわやかな青空にくっきり映えていた。
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 数羽で飛び交い尾羽を跳ね上げダンスをしているようなシーンも見かけた。シラオネッタイチョウは一度もそのようなシーンを見かけなかったが。
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 巣に戻るのか密林の上をこちらにやってくる。
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 いくら見ていても見飽きることはなかった。ただ写真を撮る時、上空を飛ぶ時はAFで十分だが海面や木の上を飛ぶときはMFでないとピンが来ないので切り換えるのを忘れてしまう失敗を何度かした。
 


  

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2008年5月25日 (日)

ロタ島2

 翌日グアム空港でロタ行きの便を待っているとき真っ白い鳥が滑走路奥のモクマオウの上を2・3羽で飛んでいた。ひらひら飛んでいる、アジサシ?そうだ、今まで見たことがないけどシロアジサシだ。これもロタではたくさん見られたのだが、このときは見失わないよう必死に肉眼で追っていた。
 プロペラ機でグアムを飛び立つとわずか30分でロタに着く。離陸してまもなくロタが見えてきた、初めに見えたのがソンソン村、ほとんど予備知識がないので町の名前はここしか知らなかったのだが。
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 村を飛び越え機体は空港に向かうが見えてくるのは森林と大部分が未舗装の道路だけ、ここはまだあまり開発されていないようで何故かほっとする。
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 空港に着くと宿から迎えの車が来ていた、もちろん空港からの道はきちんとした舗装道路である。スピード標識がマイル表示なのを見て、あぁここはアメリカなんだなという実感がわいた。そういえば着いた時ロタは北マリアナ連邦に属しアメリカの自治領だったが来年にはグアムと同じアメリカの準州になるという話を聞いたけれど、どうなんだろう?
 かってロタも30年近く日本の委任当統治領だったがその面影はもちろん空からはわからないし宿に行く途中何も見当たらなかった。
 宿はココナッツビレッジ、バードウォッチャーの定宿のようである。ヤシの木に囲まれた敷地内にいくつものコテージが点在しており時々ヤシの木から聞きなれないいくつかの鳥の声がする。
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 部屋に荷物を置き早速この声の主を探そうとしたが黒っぽい比較的小形の鳥がちらちら見えるだけで他に鳥はいない。すぐヤシの葉に隠れてしまい初めはなかなか姿をうまく見れなかったが慣れてくると黄色い目が目立つ真っ黒い鳥だとわかる。カラスモドキだ、これで嘴も黄色だったらクロウタドリなーんてことはないけど、きれいな声からしゃがれた声まで実に様々な声を出すものと感心する。実は2・3種の鳥がいるものと思って探していたがこれ1種の声で、これも予備知識として持っていなかったので驚いた 。
 誰が付けたのかモドキとはおかしな名前を付けたものと思うが、”匹敵する”という意味もあるようなのでそのようにとっておこう。
 実際はムクドリくらいの大きさで黄色の虹彩がよく目立ち、宿の周りにもたくさんいて管理棟裏のヤシの木にも巣を作っていた。勝手な想像だが真っ黒いのはおそらく雄なのだろう、日が当たると羽が金属光沢に輝き結構きれいに見える。濃い茶褐色のは雌と幼鳥なのかそれとも全て幼鳥なのか、胸にエゾビタキのような縦班があった。
 この鳥は宿でもサンクチュアリでも木が多いところではどこでも見られた。おそらくオウチュウについで多く見られたと思う。
  宿の前に幹が上のほうで折れたヤシの木が1本あり、ここに番いなのかよく2羽でとまっていたが高すぎてなかなか撮れない。飛行機を利用する時は400mmしか持って行かないのでこれが精一杯だ。
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 サンクチュアリにもたくさんいて盛んに飛び交っていたが子育て中のようだった。下の画像は雄、雌、幼鳥の順のつもり(幼鳥と思われるのは嘴の付け根が黄色っぽい)。どうしても目立つのを狙うので雌や子と思われるのはほとんど撮っておらずようやくそれらしいのを見つけた。
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 その他の所で撮ったもの、一見カラスのように見える。光があたると光沢が美しい。
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 日本にいるときコクマルガラスを除いてカラスを撮ることはまずないが、ここでもカラスモドキにカメラを向ける回数は一番少なかったと思う。数が多くどこにでもいて色彩が少ないとついそうなってしまう。
 次回はメインであるサンクチュアリの鳥について書こう。 

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2008年5月24日 (土)

ロタ島1

 パスポートを取得してからかなり経ってしまったが初めて外国に行ってきた。旅行をするのは大好きだが都会やリゾート地は好きじゃない、海外でも行きたい国はあるが身の丈にあわない所なのであきらめていた。また旅行をするなら全て自分で計画を立てて行きたいのでツアーは真っ平御免、ところが外国に行くとなると言葉は通じない、土地勘がない、食べ物も訳わからんので全く選択肢にはなかった。ところがいつもの仲間と飲みながら話しをしているうちに行くことになってしまった、ロタなら日本語が通じるし自分たちでも周れるという。それに硫黄島クルーズでは消化不良気味だったネッタイチョウをアカもシロも目の前で見れると聞き心が動かされたこともある。
 決めたのはかなり前でその後ネットで格安航空券を探し、暑さは気になったが5月に行くことにした。
 ロタには直行便がない、今回はグアム経由だ。おまけに成田まで出なければならないのは不便この上ないがしょうがない。
 8日の特急バスでPM11:50仙台を出発、バスで寝るのは2回目だがなかなか寝付かれずうとうとしているうちにいつのまにか高速を降り見知らぬ土地を走っていた。翌9日6:35成田着、10時過ぎのコンチネンタル航空でグアムに向かう。
 飛行機に乗ってしまえば何もかも忘れてしまい心がうきうきしてくる、抜けるような青空のなか眼下に雲を見て飛ぶのは爽快だ。
 しかしグアムが近づくにつれ心が重くなってきた、今から60年以上も前にこの空で、はるか下に見える海で日本とアメリカの若者が幾多の血を流し数え切れない命を失っていったことが頭に浮かんできたからだ。その時の彼らの心情は言うに及ばないだろう。
 沖縄でも硫黄島でもそうだったが南の島に行くのは気持ちがいいけれど心が痛むことも多い。この地で、この陸海空で多くの命が失われていることの現実を忘れてはなるまい。
 今は平和な空、とても気持ちがいい、約4時間半のフライトでグアム島が見えてきた。
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 15:00ちょうどに無事グアム着、それにしても海外への入国は大変だ。アメリカが特別なのか知らないが、荷物の検査はもちろん入国に際し書類を3枚も機中で書かされた。
 入国手続きを済ませ表に出るとさすがに南国、暑い暑い暑い、じっとしていても汗がにじんでくる。ロタ便は明日までないのでこの日はグアム泊、ホテルの部屋で休んだ後近くのマーケットにビールの買出しに行ってきたが何とか日本語でも通じた。
 買い物の途中ホテル脇の空き地でオオベニバトを見つけた、もちろん初見んの鳥である。標準ズームしか持っていなかったけれど喜び勇んで写真を撮るがロタに行ったらたくさんいた。小鳥はスズメしか見なかったが名前の知らない小さなトカゲが空き地の隅で動き回っていた。
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 夕景のなか遠くに見えるリゾートホテルを眺めながらのビールがうまかった。
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 明日はいよいよロタ島、何が見れるのか楽しみだ。

                              


 

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2008年5月21日 (水)

5月の遠征

 4連休の前に隣県の飛島に行き、連休後は初めての海外を体験してきたが、遅ればせながら飛島の分を書いておこう。
 当初は飛島に行く予定を立てていなかったのだが鳥仲間に誘われいつもより少し早い時期にいってみた。
 今年の飛島はいろんな方も言っているけれどあまりよくなかった、10年以上続けて行ってるが一番悪かった部類に属するだろう。29日~1日にかけて行ったのだが珍鳥はもちろん普通種も数が少なく島を歩いていても寂しい限り。畑もグランドも、荒崎もヘリポートも学校もどこに行っても鳥が少ない、一番人気というよりそこだけという感じで2の畑の裏にいたシロハラホオジロにカメラマンとウォッチャーが集中していた。
 嘆いてもしょうがないので秋のシーズンと来年に期待しよう。
 とりあえず一番人気だったシロハラホオジロ、1羽だけだったけど必死に餌をとっていた。
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 シロハラホオジロと同じ場所で採餌していたベニヒワ、これは北海道でたくさん見てきたがこの個体は色が薄く感じた。
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 ごど芋畑の周りにいたニューナイスズメ、雄しか写真に撮らなかったけどもちろん雌もいた。
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 あちこちの畑にそこそこいたノビタキ、これも雄だけしか撮らなかった。
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 菜の花と撮りたかったけどうまくとれなかったアトリ、今年は少なく感じた。
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  結構見られたオオルリ、探鳥会などでは大人気であこがれの鳥だがここでは普通種。
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 ヘリポートの近くで今回一番愛想よく迎えてくれたキビタキ雌、道のすぐ脇で盛んに飛び回っていた。雄の写真は1度撮ったがゴミ箱へ。
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 四谷ダムから法木に抜けるところで出迎えてくれたコサメビタキ、地味だけど目が大きいので結構人気がある。
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 航路も全くだめでいつも見られるアビ類、ヒレアシシギ類は0、変わりに往路はイルカ(マイルカ?)が、復路はウミスズメが慰めてくれた。
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 航路も含め観察した種、順不同で
ヒヨドリ、ヒドリガモ、ハクセキレイ、ウミネコ、トビ、ユリカモメ、オオミズナギドリ、ウミスズメ、オオセグロカモメ、カラスバト、アマツバメ、ヒバリ、ツバメ、ビンズイ、モズ、ヒレンジャク、コマドリ、ルリビタキ、ノビタキ、イソヒヨドリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ヤブサメ、ウグイス、メボソムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、シロハラホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、ノジコ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニヒワ、ベニマシコ、ウソ、イカル、ニューナイスズメ、スズメ、コムクドリ、ハシブトガラス、ウミウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ハイタカ、ハヤブサ、キジバト、コノハヅク、アオバヅク、カワセミ、サンショウクイ、エゾムシクイ、ヒガラ、クロジ、シメ、ハシボソガラス、ツミ、ジシギSP,ツツドリ、キセキレイ、コルリ、クロツグミ、マミチャジナイ  (以上73種)







 

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2008年5月 8日 (木)

4連休

 島から帰った後はいつもの所に行っただけだったが、明日からまた出かける予定なので島の分は後回しにして4連休の時に行った分を書いておこう。

○5月3日
 前日から濃霧、水田や川からもうもうと水蒸気が上がっていた。海岸に行っても同じだ、水面から水蒸気が上がっておりちょっと離れると霞の中で見ているようだ。
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 上の画像ではどこに何がいるかよくわからないが右端にハジロコチドリがいる。時々霧が消えるのでその時撮った画像がこれ、5月にまた1羽入ったようだ。
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 その他キアシシギが今期初めて入っていおり、ハマシギもかなり増えていた。
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 この後ツバメチドリを探してみたらいつもの所にいたが初めはかなり緊張している様子が伝わってきた。保護色で気がつかずすぐ近距離で出合ったためだろう。
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 この後一度飛び上がり木材の表皮が散らばっている所に降りたが、飛んでいる画像の中に虫を追っているのがあった。ピンボケだが何をしているかはわかるだろう。
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 まだまだ警戒しているようなのでこの日は早めに切り上げた。

 [シギチ観察種]
コチドリ、トウネン(13+)、ハジロコチドリ(1)、メダイチドリ(24+)、ハマシギ(132+)、ダイゼン(1)、ムナグロ(1)、キアシシギ(3)、ツバメチドリ(2)

○5月5日
 前日Iさんからハイイロヒレアシシギが入っているとの連絡があったので行ってみたが、しばらく探したけどどこにも見えない。しょうがないので干潟状のほうに移動し、いつものメンバーを観察した後また探すことにした。
 相変わらずハマシギがかなり入っていたが落ち着かず盛んに飛び回っていた。
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 今期初めてのキョウジョシギもいたが端に寄っていてキョウジョらしくない感じだ。
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 他にも3日と同じメンバーがいたが飛んでばかりいて近くによってきそうも無いのでもう一度ハイイロヒレアシシギを探しに古いほうに戻った。
 今度はあっけなく見つけられた、さっきはどこに隠れていたのだろうか。わずかに夏羽に換羽しはじめたようだがお世辞にもきれいとは言えない。夏羽を見たかったというのは贅沢か。
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 名前の通り確かにうすい水掻きがある、アカエリヒレアシシギと較べるとどうなんだろう。画像を見るとこちらの方が薄く感じるが直接較べたわけではないのでわからない。
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 この後お決まりのツバメチドリを見て帰途に着いたが前回より警戒心がないように感じた。飛んでいる画像の中にトンボをくわえているのがあったが やはり飛びながら採餌しているのだろう。
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 上の画像を拡大するとトンボを確認できると思う。そういえばこの日始めてセッカとオオヨシキリの声を聞いた。

 [シギチ観察種]
ハマシギ(100++)、メダイチドリ(27+)、ダイゼン(1)、キアシシギ(3)、トウネン(16)、キョウジョシギ(5)、ムナグロ(1)、ハジロコチドリ(1)、コチドリ(8+)、ハイイロヒレアシシギ(1)、シロチドリ(1)、イソシギ(1)、ソリハシシギ(1)、ツバメチドリ(2)

○5月7日
 オジロトウネンの夏羽が入ったようなので見に行きたかったが、用件が目いっぱい入っていて身動きできない。早朝短時間行ってみたがそんな簡単に見つかるわけはない、6時から7時半頃まで見たが当然のごとく見つけられなかった。きちんと見れたのはコチドリくらい、他にキアシシギやソリハシシギもいたがハイイロヒレアシシギも見つけられなかった。
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 短時間だったので古いほうしか見れず残念だった。帰りにツバメチドリを探したが見つからなかった、どうしたのだろう。前日見ている人がいるようだが、抜けたのだろうかそれとも違う所に移動したのか。

 [シギチ観察種] (古いほうだけの記録)
トウネン(17)、ソリハシシギ(1)、キアシシギ(2)、コチドリ、シロチドリ(1)










 

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2008年5月 2日 (金)

ツバメチドリ

 明日からゴールデンウイーク、早朝出発し1年ぶりに島での鳥見を楽しんでくる予定だ。帰ってくるのが5月に入ってしまうので4月後半分を急いで書いている。
 と、書き出したが途中まで書いたところでタイムアウト、島から帰ってきて続きを書いている。

○4月20日
 この日は数も種類も多くなかった、オオメダイチドリはまだいたけどハジロコチドリは抜けてしまったようだ。
 オオソリハシシギとオバシギが並んで餌をとっていたのが目立ったくらいである。
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 ここに来る前によった所でダイサギがドジョウのような魚を食べていた。
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 [シギチ観察種]
メダイチドリ(32)、オオメダイチドリ(1)、シロチドリ(3)、コチドリ、オオソリハシシギ(5)、オバシギ(3)

○4月23日
 大形のダンプが土埃をあげて行きかっていた、また新しい工事が始まるのだろう。ここがいつまで鳥たちの中継地でいられるのか、できれば未来永劫にと思うが鳥を楽しめるのもあと数年かもしれない。
 普通車が通ってもあまり驚かないシギチたちだがこの日は大形のダンプに驚いてひっきりなしに飛んでいた。そりゃあそうだろう、音の大きさも振動の大きさも普通車の比ではないから。
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 それでもすぐに舞い降り餌をとり始める、たっぷり食べて次の中継地に行ってほしいものだ。
 今日は20日に較べれば種類も数も多いから、やはり見ていて楽しい。今期初認のソリハシシギも1羽入っていた。ムナグロは夏羽とそうでないのと2羽いたが上から撮る形になるので角度が悪いのかどうしても目に光が入らない。
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  1羽だけ離れて餌をとっていたシロチドリがいたが歩き方がおかしい、よく見たら右脚が変に曲がって腫れているように見える。気の毒だけどどうしようもない、何とか生き続けて欲しいものだ。
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 オオソリハシが水浴びをしていた、今日は暖かいので気持ちがよさそうだ。そういえば今年一番の日和だろう、コートを脱いでいても気持ちがいい。
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 ミサゴが魚を持って飛んできたがすぐ真上を通られたのでフレームからはずれてしまった。
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 [シギチ観察種]
コチドリ、シロチドリ(10)、メダイチドリ(104)、ムナグロ(2)、ハマシギ(13)、ソリハシシギ(1)、オオソリハシシギ(12)、オバシギ(3)

○4月27日
 29日に予定していたシギチ調査を27日に繰上げて実施した。相棒のベテランNさんとは毎年2回づつここで行っている。
 普段とは逆に反時計回りで見ていく、遠くにいつものメンバーがちょこまか動きながら餌をとっている。動き回ったりちょっと飛んだりするので正確に数えるのが難しい。1列に並んで番号ー1,2,3・・・といってくれれば楽なんだけど。とはいえガンの数を数えるよりはかなり楽ではあるが。
 新しい干潟状の方を終え塩水が入らなくなった沼状のまわりを歩いていると見たことのないパターンの鳥が飛んだ。すかさずNさんがツバメチドリと言う、一人だったらとまらないとわからなかっただろう。きちんと見たのは今までに一度しかないし、まして飛ぶのを見るのは初めてだったが、腰の白さが一番目だった。なかなか降りてこないで飛び回っていたが、ようやく石がたくさん散らばっているあたりに下りたのを確認して今日の調査を終了した。
 調査後一人で探そうと思っていたら、ちょうどIさんが見えたので先ほど降りたあたりを一緒に探してみた。やはり石がころがっている所と草地の境目にいるのをIさんが見つけた。
 早速カメラを出して三脚につけようとしたが雲台に取り付けるプレートがない。修理に出した時はずしたままだったのを忘れていた。しょうがないのでカメラを三脚にのせて写してみたが帰ってから確認したら画像は全てブレブレだった。
 まもなく飛んでしまいどこに降りたかわからなくなったので、他のシギチを見に干潟状の方に戻った。今期初のトウネンが3羽、他にメダイチドリやハマシギが盛んに餌をとったり休息したりしている。それぞれかなり夏羽になってきているがまだ換羽が進んでないのも混じっていた。
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  相変わらず落ち着かず飛び回ることが多い。今日は工事が休みなので工事車両は入ってこないが、それでも何かのきっかけで飛び回るけれどまた同じ所に戻ってくるのであわてることはない。
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 チュウシャクシギとオオソリハシシギがならぶと嘴の反りぐあいの対比が面白い。
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 そろそろここも見飽きてきたのでもう一度ツバメチドリを探してみることにした。おそらく草があまりなく保護色になるような所にいるだろうと適当に見当をつけて探してみた。
 北側の方をずっと探していったら、いたいた2羽もいる。もちろんこの場所では初めての観察である。じっと動かないでいると周りに溶け込みどこにいるかすぐわからなくなりそう、見事な保護色だ。
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 目をつぶると瞬膜だろうか白く見える、しかしそれにしても見事な忍者ぶりだ。
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 見ているときに何度も飛んだがおそらく餌を求めて飛び回っているのだろう。撮った画像の中に口を大きく開けていたのもあったし、まわりに小さな黒い物体が写っているのもあった。小さく黒い物体はおそらく虫だろう、気温が上がって虫がたくさん発生していた。飛翔写真の3枚目を大きくしてみるとわかると思う。
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 ツバメチドリを見ていた合間に久しぶりにヒバリやオオジュリンの写真を撮った。今の時期ここではオオジュリンの雄はすでに渡去し残っているのは雌だけということを調査の時にNさんから教えていただいた。
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 [シギチ観察種]
コチドリ(7)、シロチドリ(7)、メダイチドリ(81)、ムナグロ(1)、トウネン(3)、ハマシギ(22)、ソリハシシギ(2)、オオソリハシシギ(9)、イソシギ(1)、チュウシャクシギ(4)、ツバメチドリ(2)
 


 

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2008年4月17日 (木)

3週目

 4月に入って3週目だが昨年に比べハマシギが少ないようだ、他の鳥は多少ばらつきはあるがこんなものだろう。それと風が強い日が多く感じるが例年はどうだったのか。

○4/13
 前日アルコールを飲みすぎ調子がよくなかったのでゆっくり出かけたらAIさん御夫妻が先着しており、ハジロコチドリがいますよと教えていただく。何を食べているのかわからないが4枚目の画像に餌が写っていた、何なのだろう。
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 ハジロコチドリの写真を撮っていたら今度はメダイチドリの中に嘴の長いのがいますよとのこと。スコープで覗くとオオメダイチドリのようだ。脚はそれほど長く感じないが体形も大きく嘴は明らかに長い。
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 風がありとても寒い日だったのでよけい感じたのかもしれないが、教えられて見るのは自分で探すよりはるかに楽なので遅く行くのもいいかなと思う。
 ここでしばらく粘ってみたけどハジロコチドリは比較的近くに来たがオオメダイチドリは離れたままだった。テレコンをつけて撮ってみたが、曇天でキャッチライトはもちろん入らないし干潟もギラギラ反射してうまく撮れない。このような条件の時、露出補正を単に+にするだけでなくダイナミックレンジを広くするにはどうしたらよいのだろうか、わからん。
 気温が低く我慢の限界を超えてしまったのであきらめて帰途に着いた。帰りにムナグロを1羽見つけたが動かなければわからなかった。いつものことだがまるで土遁の術である。ちょっと見には土にしか見えなかった。
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 今日はこれで終わり、次回は晴れの日にでもと思いながらなにげなく港内を見たら、ありゃミミカイツブリだ。それも夏羽が2羽も、1羽はほぼ完全な夏羽に見える。
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 でもやはり色が出ない、+補正したけどこれ以上すると海が白くなってしまうし、太陽が欲しかった。ここもあきらめて帰ろうと思った時イソヒヨドリが慰めに来てくれた。
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 いつもは逆光で目が写らない場所だが、イソヒヨドリにとっては逆に曇天が幸いしたようだ。

 [:シギチ観察種]
オオソリハシシギ(3)、メダイチドリ(27)、ハジロコチドリ(1)、ハマシギ(5)、ダイゼン(1)、シロチドリ(11)、オオメダイチドリ(1)、コチドリ、ムナグロ(1)

○4/15
 日曜のリベンジにと晴れるのを待って早めに出かけたが目に入ったのはオオソリハシシギとムナグロだけ。とりあえずこの2種に遊んでもらうことにした。
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 ここでのシギチの餌は主にゴカイの仲間だが自分で見つけるより他人?が見つけたのを横取りした方が手軽で簡単なのだろう。
 シギチがいると必ずカモメが飛んできてその周りをうろついている。あたかも360度見えているかのように、どの方向でもシギチが餌を見つけた瞬間、前後左右にあっという間に飛んで移動し横取りしてしまう。盗られる側も抵抗などせずあっさり逃げてしまうので見つけたときはほぼ100発100中横取りが成功していた。
 2羽のオオソリハシシギの周りを4羽のカモメが取り囲みチャンスを伺っている。
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 オオソリハシシギに一番しつこくついていたカモメ
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 幸い盗られずにすんだとき
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 盗る瞬間や盗った後をうまく写せなかったが何度も横取りを繰り返していた、見えにくいが横取りしたゴカイを食べているところ。
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 一番しつこく何度も横取りしたカモメ君?さん?
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 仲間同士でも取り合いをしているのがいたが、1番きかなかった固体がこれ。ただしカモメのようによく見てないのかめくら滅法割り込んでいた。
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 相手を押しのけ無理やり嘴を突っ込んだ所に餌はなかった。
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 ムナグロは換羽の状態が様々なのがいたが、夏羽になると目の周りが黒いのでなかなか目が写らない。奥目なのかキャッチライトも入らなかったけど、単に腕が悪いだけか。
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 お目当てさんはそのうち出てくるだろうと思っていたが待てと暮らせど出てこない、天気はよかったが思ったより風がきつく寒いので一旦車まで戻った。車内でうとうとしていたらいつの間にか寝てしまったようで、夢の中でタンチョウのように体の後部分が黒く見える鳥が出てきて、何これっで目が覚めた。きっと飛蚊症で見える黒い部分がそのように見えたのだろうと勝手に思っている。
 目覚めが悪く頭が重かったが元の場所に戻ってみたら今度は小さいのも結構いるようだ。早速探し始めると、なんとハジロコチドリは遠かったけれど2羽もいた。
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 飛ぶとその特長がよくわかる、これはカモメに飛ばされたところ。
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 その後少し寄ってきた、羽も広げてくれた。
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 オオメダイチドリもいる、もちろん今日は日曜より条件がよい。
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 ゴカイを食べていたが体に比べけっこう大きい、カモメに盗られないうちに早く食べないと。
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 メダイチドリもすっかり夏羽になってきたがムナグロと同じで夏羽になると目がなかなか出なくて苦労する。
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 ようやく夏羽が少し見えてきたハマシギもいるけど今期はまだ数がとても少ない。
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 帰り際警戒心むき出しのコチドリがいたがあの辺りで繁殖しているのかな、雛がかえると偽傷するところを見せてくれるかもしれない。
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 [シギチ観察種]
オオソリハシシギ(7)、ムナグロ(8)、メダイチドリ(38)、シロチドリ(10)、ダイゼン(1)、オオメダイチドリ(1)、ハジロコチドリ(2)、コチドリ(5)、ハマシギ(2)

○4月16日
 15日は鳥が出るのが遅くて実際の観察時間は短時間だったし、木曜以降は天気が悪化しそうなので翌16日にもう一度トライしてみた。しかし結果は散々で、遠くの土の塊の中に見え隠れしているのがかろうじて見えたが干潟には一度も出てこなかった。
 遊んでくれたのはオバシギだけ、オオソリハシシギも今日はつれなかった。
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 風もなく穏やかな天気だったので、またもや今度はコンクリの上でお休みモード、たまに飛んでくるものを見てたら大きな声で鳴きながらムナグロが遠くの方に降りていった。
 飛んでいるところを写したらバックの建物が以前子供の通っていた学校だった。
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 今度は耳を突く轟音がする、ごめんこうむりたい飛びものだ。F1やブルーは何時ものことだがこのF15はエンジンのパワーが違いすぎる。お祭り以外でここに来るなって、言っても聞こえないけど。
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 こんなのまで出て来るんではもう帰るしかない、干潟ではウミネコが仲睦まじくしてたけど見ててもしょうもないし。
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 対岸からは遠くに見えていたメダイチドリがどこに隠れているかよく見ようと思い、生乾きの土の上にあがってみた。なるほど、石積みされているところよりは目立たないのかもしれない。戻ったらあんのじょう靴が汚れてしまってる、ここの土は粘り気があってなかなか落ちないんだよね。
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 下の画像はまだわかるが、上の画像に何羽のメダイチドリが写っているか小さな画像ではわかりにくいだろう、全部で8羽いる。ハヤブサなどに食われないように隠れるのも大変だ。
 最後はまたまたムナグロの土遁の術、これも肉眼ではなかなか見つけらない。さっき遠くを飛んでいたのだろうか。
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 下の画像は低い位置から写したものだが、捕食者はこんな目線じゃないからいくら目がよいといっても見つけるのは大変だろう。

 [シギチ観察種] 小形の種は土の中で見えた範囲の数なので正確ではない
オオソリハシシギ(3)、オバシギ(1)、シロチドリ(3)、メダイチドリ(28)、ハジロコチドリ(1)、ムナグロ(1)、コチドリ

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2008年4月10日 (木)

地元周り

 昨年12月初めから今年の3月初めまでは北からの珍鳥に専念した形になり、3月中旬からは春休みで小さな子供と遊ぶのに忙しくマイフィールドの観察をあまりしていなかったが、機も熟してきたようなので最近また行きはじめた。
 
 とはいっても1月に5回、2月は遠出していたので1回、3月に2回行っている。1月はケアシノスリやウミスズメ、ビロードキンクロなどがいたため比較的回数が多かったのだが。
 その間シギチで見れたのはハマシギだけで、3月末にも行かなかったためかコチドリすら見ていなかった。観察した最大羽数は1月が39羽、2月が145+羽、3月が80+羽だった。以前は石垣のようなところの隙間で越冬していたように思うが今はどこで越冬しているのだろう。
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○4/3
 天気もよく絶好の鳥実日和、短時間だが久しぶりのMF行き。寒い時は車で中に入っていたが今日からは折畳み自転車の出番だ。
 ゆっくり走らせていたら聞き覚えのある声が、アオアシシギがいた。カメラをバックから出しているうちに飛ばれてしまったのは残念だったがスコープを肩に担いでいたのでしょうがない。次回はスコープをザックに入れてカメラは肩にかけて行こう。
 遠くで動くものが、スコープで覗いたらメダイチドリが2羽いた。近寄ってこないかと30分ほど待ったが動く気配がないので証拠写真を撮って移動した。浚渫中で入れないところ以外を見たが干潟には他にシギチはいなかった。
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 コチドリのピピピッという甲高い声がするので、干潟を離れ声のするほうに移動する。繁殖を始める頃よく追いかけ回すような行動をしているが今がその時期なのだろう。
 コチドリの行動がよく見られる場所に移動し体を小さくしてじっと待っていたら、甲高い声をあげながら1羽が飛んできてさらにもう1羽が少し離れた場所に降りた。片方は夏羽だがもう片方には冬羽が残っているようだ。どちらが♂でどちらが♀なのだろうか。
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 最初に降りた1羽が羽を膨らませ追いかけ始めたと思ったら、次に尾羽を広げ求愛ディスプレイを始めた。まもなくもう1羽がディスプレイしているほうの体の下にもぐりこんでいった。
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 ディスプレイを見るのは初めてだが尾羽が結構きれいだ。交尾までは進まなかったようで、離れた後また体を膨らませ追いかけていたが後から来た方は飛んでいってしまった。振られたのだろうか、見ていてけなげで涙ぐましい感じさえしてくる。
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 [シギ・チ観察種]
アオアシシギ(1)、メダイチドリ(2)、コチドリ(広いところを飛び回っているのでカウント不能)

○4/5
 風が強いめちゃくちゃ強い、北西の風が10m/sを超えているだろう。短い距離だが自転車で行くかどうか迷ったけれど頑張っていくことにした、行きは追い風で楽勝だったのだが・・。
 港内なのにこんなに波があった。レンズに直接ついたわけではないが水滴の粒粒が写るなんて初めてだ。
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 しばらく進むと岩陰で動いている姿が見えた、今日はこの前よりいるようだ。メダイチドリにシロチドリ、ダイゼンが遠めにいて手前にオバシギとオオソリハシシギもいる、久しぶりにシギチを見た気がした。
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 オバシギは今の時期の姿が好きだ、肩羽のオレンジの羽がまばらに見え、腹には黒い班がぱらぱら入っている。派手ではないけど地味すぎないのが何ともいい。
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 どの鳥もじいっと風の来る方を向いているが、たまに餌をとるとき後から風を受けると羽がめくれ上がって飛びそうである。ふだんは座って写真を撮ることが多いがこの日は400mmの小さなレンズでさえ風で震えてカメラを構えられない。しょうがないので岸壁に腹ばいになりザックをビーンズバック代わりにしてカメラを固定し撮影した。姿を隠すため腹ばいになることはあるけど風でこんな格好になったのは久しぶりだ。
 他にもいないか歩を前に進めてみた、風でスコープが使えないのでこちらが移動しないとどこに何がいるかわからない。奥に何かいるようなので自転車を立て双眼鏡で見ようとしたとたん風で倒されてしまった、こんな日に海辺で鳥見をするのは無謀だよといわんばかりである。しかし報われることもある、ここではめったに見れないミヤコドリが2羽いた。
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 風に逆らう方向を向くと羽毛がめくりあがり冠羽があるように見え変な感じだ。
 さらに別の所にはダイシャクシギが、いやホウロクシギか、どちらかはっきりしないが嘴の長いシギが見える。双眼鏡も手ぶれがするので細かい所がわからない。腹から下尾筒にかけ白く見えるよう気がするが。とりあえず遠いけれど写真をとって後で調べることにした。
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 画像で見ると下尾筒は多少褐色がかっているがふだん見るホウロクシギよりははるかに白っぽく見える。警戒が強い固体なのか離れていく一方でこの日はこれ以上わからなかったが、翌日飛んでいる姿を見てホウロクシギと思った。
 帰りは大変だった、真正面からの向かい風できつい、きつーい。それでも一昨日コチドリを観察した場所に寄ってみたが姿はなし、代わりにハクセキレイがいたので思わず撮ってしまった。帰ってから気がついたが無理をしたためか右膝に痛みが来ていた。080405

 [シギ・チ(チドリ目)観察種]
メダイチドリ(2)、コチドリ(3)、シロチドリ(8)、ダイゼン(1)、オバシギ(1)、オオソリハシシギ(1)、ホウロクシギ(1)、ミヤコドリ(2)

○4/6
 ミヤコドリをもう一度見たくて出かけたが、現地に着くとすでにKaさんが先着していてミヤコドリはいないという。他のシギチもハヤブサに飛ばされてしまったとのこと。雑談しながら待っていたらいつの間にか嘴の長いのが採餌していた。近寄ろうとしたら気配を察知されたのか飛ばれてしまった、今まで見た中で一番警戒心が強い個体のように感じる。
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 体上面の褐色実が強いうえ上尾筒も白くなく、翼下面も褐色で全く白みがない。腹から下尾筒は白っぽく見えるがこれはホウロクシギであろう。
 この日は結局他のシギチが戻ってこなかったが、ダイゼンが飛び去った時初めて翼下面をはっきりと見た、黒い腋羽がハート形の模様に見える。
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 その後あとからきたSaさんと3人で周辺の海岸を探してみたが、ミヤコドリは結局見つけられなかった。

 [シギ・チ観察種]
ホウロクシギ(1)、メダイチドリ(4)、シロチドリ(2)、コチドリ、ダイゼン(1)
他にKaさんが観察した種、オバシギ、オオソリハシシギ、アオアシシギ

○4/7
 3日連続で見に行ったがやはりこの日もミヤコドリはいなかった。5日は風が強かったので避難しに来ていたのかもしれない。あとからTaさんら3人の方が来られたがこの日も見られなかった。
 この日はオオソリハシシギが6羽入っていた、うち1羽はほぼ夏羽になっている。写真を撮っているとどうしても夏羽ばかり撮ってしまうが、よく見ると冬羽の中で1羽の顔の羽毛がおかしく見えるのがいた。一緒に見ていたTaさんの話しでは、陥没しているように見えるのでハヤブサのような猛禽類に襲われた時つけられた傷ではないかという。
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 この日午前中は風がなく海面が鏡のようで映った姿がシンメトリーになりいい感じだ。ユリカモメもいたが1羽だけ夏羽っぽくなっていた。
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 ただしカモメ類は油断がならない、急に騒がしい声がしたので何かと思ったらオオソリハシシギが見つけた大きなゴカイをカモメが横取りしていた。捕られた方のオオソリハシシギが哀れに見えてくる。
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 帰りぎわ沖を見るとスズガモが大きな群れで移動していくのが見えた。もうすぐいろいろ鳥もやってくるだろう、今年はどんな鳥が入るのか楽しみだ。
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[シギ・チ観察種]
オオソリハシシギ(6)、ホウロクシギ(1)、メダイチドリ(5)、ダイゼン(1)、シロチドリ(3)、コチドリ、ハマシギ(4)

 











 

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2008年4月 4日 (金)

北からの珍客12

○環境
 いつかは渡去するだろうと思っていたが、いなくなってしまうとさすがに寂しくなってくる。当初はこれほど長期間この地に滞在すると予想していなかったが、ここの環境が生活するのによほど適していたのだろう。
 いままで自分で見聞きしたことを独断と偏見で書いてきたが、最後にここの環境について述べこのシリーズを終わりにしたいと思う。
 
 越冬したところは山と川と海に囲まれた田で、その脇には細い道路を挟んで二十数件の民家が存在するだけである。ただし周辺には養鶏、養豚場やカキの養殖などで生計を立て漁業に従事している方の部落もある。
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 春になると川原の広い葦原からはオオヨシキリ、コヨシキリやセッカの声が聞こえ、時には移動中のオオセッカの声さえ聞こえることがある。今は数が少なくなったオオヨシゴイの姿を見た人もいるようだ。個人的には一度ヤツガシラを見つけたことがある思い出の地でもある。
 冬になると周りにはカモ類、小鳥類がたくさん来る所も近くにあり、ヨシガモやウミアイサのディスプレイを見に年に何度かは訪れている。越冬した場所は毎年コハクチョウが餌を求めてくる所でもあった。
 猛禽類も多く今年は観察の合間に9種類を見た。細かなことは書けないが、このあたりは猛禽の調査もされている所で、その他にも各種の調査が行われている場所でもある。下の画像はチュウヒがトビにモビングしているところ。
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 鳥類以外はよくわからないがこのあたり一帯は他の動物もおそらく多いところと想像される。
 
 長期にわたり滞在したのは何が一番よかったのだろうか。答えはソデグロヅルのみ知っていると言いたいところだが、想像してみたい。
 降りたところが冬水田んぼと同じような状態、もしくはそれよりさらに条件がよく餌になる動植物が豊富だったのが一番だったのではないだろうか。特に水田雑草であるオモダカ科やカヤツリグサ科の植物の根茎が大量に残っていたことが幸いしたと思う。ここでどれだけの農薬が使われているのか全く知らないが、農家の方に話を聞くと春の田起こしの時に大量の根茎が出てくると言っていた。また水路がU字管で覆われていない昔ながらの水路であったため時には魚類も採食できたのではないか、ここでドジョウを捕って商売にしている人がいるという話も聞いた。さらに、安全な塒をとれたことも幸いしたと思う。
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 しかしながらこの環境も今年までのようだ、前にも書いたが湿田では大形の機械を入れられず農作業を効率よく出来ないので圃場整備が西側から進んできており、この工事が済めば全ての田が乾田になってしまうという。乾田化され水路もコンクリートで覆われた結果が生物にどのような影響を与えるかはいうまでもないだろう。渡去する直前に採餌していたところは整備されずに残るらしいが、そこだけでは狭すぎる。
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 今始まったことではないが、日本国中、海に行っても山に行っても、田んぼでさえ動物のすみにくい環境に変えてしまっている。
 自分が住んでいる町の小さな公園でも花見のために遊歩道だった所を舗装道路に変えてしまった。それ以来車で入ってくる人が多くなり、鳥も動物も少なくなった気がする。具体的にはアカゲラがいなくなった、以前は巣まであったのに。アカゲラ以外の野鳥も例外ではない。動物では最近ホンドリスやノウサギを見ていない、道路が出来る前は普通に見れたのに。まさか花見だけのために公園の真ん中に舗装道路を作るとは考えてもいなかったのだが、事前にわかっていたら何か行動できただろうか。
 
 いま地球温暖化で環境問題が盛んに議論されまた放送もされているが、人間さえよければ、まして自分さえよければという考えが蔓延しているこの世の中、金のためなら何でもやってしまう風潮、政治には頼れない国家、書いていて情けなくなってしまう。

 話がとんでしまうが、観察当初ソデグロヅルが2~3羽いるという話を複数の地元の方が本気で話していた。鳥をあまり見たことのない人の話しなので眉唾ではあったが、もし本当なら大変なことと思い早朝から確かめたこともあったが1羽以外見れなかった。おそらくアオサギと混同したのだろう、光の反射具合によってはアオサギの羽も白黒に見えないこともないから。下の画像はソデグロヅルとアオサギである。
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 秋田でソデグロヅルを見たという情報を先日ネットで見た。真偽は別にして、またこの地にいた鳥かどうかさえわからないが、ここで越冬した個体が無事に日本海を越え繁殖地に戻ることを祈りたい。そして、工事でどう変わるのかわからないけれど、またこの地にたくさんの鳥たちが来てくれることを願う。

(終わり)

 

  

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2008年4月 3日 (木)

北からの珍客11

○その他の行動など

・鳴声
 見ていた限りでは塒入する時に必ず鳴声を何回かあげていた。声があまり大きくないので気をつけていないとわからなかったが、逆にこの声が聞こえると今から塒入りするなということを予測できた。それ以外ではほとんど声を出したのを聞いたことがない、警戒している時でもよほどのことがない限り声は出さなかった。
 どんな声だったのだろう、図鑑に書いてあるような鳴声もあったと思うがカタカナで表すのが難しい。というよりうまく表現できないので書き留めていなかったため忘れてしまった。

・水のみ
 水を飲んでいる姿を見たのは2度だけである。いずれも水路のそばで採餌していた時に顔を上げて飲んでいた。
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・脱糞
 糞は採食事や採食後に時々していたが比較的液状に見えることが多く固形に見えたのはごく稀であった。猛禽類のように脱糞直後飛び立つということはなかったが、塒入のときは脱糞後やや時間をおいてからだったと思う。
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 画像が撮れたのははこれ1枚だけだ。あえてその瞬間を狙わなかったこともあるが、わずかに尻をあげる以外タイミングがわからなかったこともある。

・口開き  
 口を大きく開くのをたびたび目にした、威嚇の時もあっただろうし、欠伸のようなものもあるのかもしれない。わからなかったのはこの鳥がペリットを吐き出すのかどうかである。食べているものから考えると可能性は低いように思えるのだが、何もない場面でやや下向き加減で大きな口をあけているのを見ると何か吐き出しているのかと思いたくなる。もちろん一度も吐き出すのを見たことはないが。
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・足跡
 体が大きいだけに足跡も大きかった。畦には入らないようにしていたし、わざわざ探しもしなかったので足跡を見る機会はあまりなかったが、運良く一度だけはっきりしたのを程よく湿った場所で見つけた。
 脚の長さに比例するわけではないだろうが指が非常に長く、もちろん水掻きはなかった。
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・瞬膜
 野鳥の瞬膜は偶然目にすることがあるが、この鳥はよく瞬膜を閉じていた。その瞬膜を見たときは驚いた、泥の中に顔を入れるときや出す時に見るとまるで出目金状態である。瞬膜ってこんなに分厚かったかなと思うことがたびたびであった。
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 たまたま開きかけて半分くらい見えてる画像を見るとそれほど分厚くは感じないのだが。
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 まさか二重になっているわけではないだろうが、気のせいか二重に見えてしまう。
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  片目の瞬膜を閉じ、もう一方の目を開くこともできるようだ。
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 採餌のときだけでなく様々な行動全てで瞬膜が見えた。飛んでいる時にも見えたのには多少驚いたが、ふだん我々が目にしていないだけで他の野鳥でも頻繁に瞬膜を閉じているのかもしれない。
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・舌
 ふだん鳥の舌はめったに目にしないし、ケラ類以外なら気にもしない。もちろんこの鳥の場合も気にするようなことではないが、たまたま写っていた画像があるのであげてみる。
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・コハクチョウと
 他の鳥と行動を一にすることはなかったが自らコハクチョウの群れの中に入っていったのを4度見ている。ここは以前からコハクチョウの餌場になっている所で小さい群れが毎年来ているようだ。
 色や大きさが似ているためか、驚いて避難する時や餌を採る時に入っていったように見えた。
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 このシリーズもすっかり長くなってしまったが次回にまとめを書いて終わりにしようと思う。
(続く)

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2008年4月 2日 (水)

北からの珍客10

○年齢
 この鳥を観察し始めたとき成鳥だろうと思っていた。始めにも書いたが、頭や首の毛に茶褐色みがあるのは採餌のさい泥の中に首を入れている場面が多いので、泥で汚れているためではと思っていたのである。そう考えた根拠?は3つあった。
 一つは、この年ここで観察される以前からソデグロヅルが飛来している情報がネットや新聞に出ており、北海道の函館、青森の三沢近辺?、岩手の宮古で観察されていた。記録を見ると次第に南下しているように思えたし、まもなくこの近辺に立ち寄るのを期待していたからかもしれない。
 函館と宮古で観察された個体の写真は見ていたが、それには茶褐色の羽がないように見えた。特に宮古の個体の画像は朝日新聞の全国版にも掲載され撮影日が11月6日となっていたので、その個体が南下したものと考えると日にち的にも合致しそうだ。この写真はよく見ると顔の付近が汚れているようにも見える全体的に白いといえるだろう。
 二つ目はソデグロヅルの幼羽を前々年に岩手県の御所湖で見ているが、御所湖の個体はタンチョウの若鳥と同じようにほぼ全身に茶褐色の羽があり図鑑に書いているものと同じだった。しかしここの個体は頭部と頚部以外に茶褐色の羽は見られなかった。
 三つ目はハクチョウ類やガン類で羽を傷つけたため帰れなくなった個体がいるが、ハクチョウを夏に見ると別の鳥かと思うほど首から上が褐色気味に染まっているのを見ていたからである。

 さらに日がたつにつれ田の水が抜けていき、ソデグロヅルの頭部の色も白くなっていったこともあった。

2007年12月5日
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12月18日
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12月21日
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12月31日
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2008年1月4日
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1月10日
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1月15日
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1月25日
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1月31日
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2月8日
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2月29日
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3月5日
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 画像で見ると1月初めくらいまで頭部や頚部に見られた茶褐色の毛が次第に薄れ、2月の終わりから3月には首の後部に残るだけになった。実際には頭部や首の前部にもわずかに残っているのだが。2月には出かけていた日が多く観察できない期間がかなりあったが変化は見て取れるだろう。

 年齢について専門的な知識を全く持ち合わせていないうえ調べるような書籍もないので、画像の一部を詳しい方に送り年齢について聞いてみた。あつかましいお願いだったにもかかわらず快く相談にのって頂き丁寧な説明を頂いた。趣味で見ているだけのものに親切にしていただき大変ありがたかった。

 説明によると
 「この個体は前年の5月か6月生まれの幼鳥であろう、繁殖地から南下するさい親鳥とはぐれてしまったのではないだろうか。
 確認当初体羽に茶色い羽があったのであれば間違いなく幼鳥である。採食時などについた泥が1ヶ月以上に渡って付着しているというのは考えづらく、日を追うごとに白い羽毛に変わっているのが主な理由である。
 首の茶褐色の部分に偏りがなく一様で泥により着色されたとしては不自然である。またこの鳥は顔の赤色が鮮やかさに欠けており成鳥ではもっと赤みが強いはずであるし、脚の色も赤味が鈍いことなどからも幼鳥と考えられる」
 との内容であった。
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 観察当初に考えていた予想は見事に外れてしまったが、日が経つにつれ幼羽の可能性が高いように思えたてきたし、周りの方もそのように考えていたようだ。
 顔や首が次第に白みを増していったのは換羽が進んでいったためだろう。
 3月まで滞在するとは考えていなかったので2月に以前から計画していた探鳥にでかけ、その前後も含めた長期間観察できなかったのは残念だったが、逆に年齢などを知るチャンスを得ることも出来た。今度は真っ白な姿でもどってきてまた華麗な姿を見せてほしいと思う。

(続く)

 


 
  

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2008年4月 1日 (火)

北からの珍客9

○塒入

 冬季は早起きが苦手で何度か試みてみたが飛立ちは一度も観察できなかった。塒入は何度か観察できたがいずれも日が沈み始めるくらいの時間で、観察当初は4時半頃、渡去する前は5時過ぎだった。
 入っていく場所を当初は飛び去る方向から河川敷の水のあるところではと想像していたが、確認できていない。いつ頃から場所を変えたのかわからないが、年明けに観察した時は海水路を塒にしていた。
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 ここはダイサギ、コサギ、アオサギの塒や餌場が近いため、ソデグロヅルが塒入りしたときサギ類が周りにがたくさんいることがあるけれど存在感が違う。 その中で餌を探したり羽づくろいをしたりしているが、時間がたつにつれサギ達も1羽2羽と自分の塒である松の木などに移動していくため最後は鶴が1羽になってしまう。きっとこのままここで休むのだろう。
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 海水路の水位が高くて降りられない時は一時的に休耕田の水がはってある所に入り、その後水位が低くなるのを待って海水路に移動していたようである。移動は夜半に行われたようで前日休耕田に入り翌日海水路から飛び立ったのを観察された方がいる。
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○年齢(続く)

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2008年3月31日 (月)

北からの珍客8

○飛翔

・飛立ち

 塒入のように普通に飛び立つ時は頭を低くして数歩助走してから飛び立っていたが驚いた時はその場からほぼ助走なしで飛び立っているように見えた。ただし驚いて飛び立つ場面をきちんと見た回数は少ないので正確ではない。飛立ちの画像も枚数が多くなるので連続ではなく抜粋している。

・草地からの飛立ち
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・水路からの飛立ち
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・採餌場所から塒入りするとき
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・飛翔
 この鳥の特長が出て、一番きれいに見えるのはやはり飛んでいる時だろう。鶴の飛翔は猛禽類のような力強さを感じないけれど、とびきり華麗で美しい。また頭上を飛んだときはその大きさに圧倒されたものだ。中でも塒入りするとき茜色に染まった空を飛ぶ姿は特に魅力的である。飛ぶ姿を見る機会は少なかったけれど、それまで待っていた長い時間を忘れさせてくれる一瞬だった。
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・着地 
 着地する時は羽でブレーキをかけ舞い降りていた。海水路では白鳥類のように足でブレーキをかけて降りるようなことはせず水面に出ている土のところに着地していた。
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(続く)

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2008年3月30日 (日)

北からの珍客7

○移動、休息
 鳥の移動手段は飛ぶか歩くか、または種により泳ぎだが、この鳥は採餌場所内であれば多少遠距離でも歩いてのみ移動していた。飛ぶのは、朝の飛立ちと夕方の塒入の他はよほど驚いた時だけであった。ハクチョウ類やガン類に比べても歩いて移動する頻度が大きいように感じる。そのため日中羽を広げることは稀で、見学に来られた方もソデグロの部分を見ないまま帰られた方が多かっただろう。
 うらやましいくらいの長い脚を使い大股で移動するので、ちょっと目を離すといつのまにか離れた所に移動していることがあった。
 また人を警戒して移動する時も、前述しているがほぼ歩行によっており、これも他の種ではあまり考えられない行動である。採餌場所のすぐ上に電線が通っていたので、驚いて飛び立ったとき羽が電線に触れないか心配していたが、歩行が主のため杞憂に終わった。
 移動した後安全を確かめしばらく静止しているが、嘴を羽に入れて休息したのを見たのは4度だけであった。

・歩 行
 しかし歩幅は広かった、姿勢がよい、脚も長い。
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・休 息
 休んでいる時はリラックスしているのか、首が太く見える。
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・飛翔(続く)
 

 

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2008年3月29日 (土)

北からの珍客6

○顔洗い、羽づくろい、頭掻き、伸び、羽ばたき
 
 採食行動のあと顔や嘴に泥がついている時は、それを落とすために水のたまっている場所に移動して顔を洗っていたが、採餌場所に大量の水がなかったからなのか水浴びをするところは見ていない。

・顔洗い
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 ソデグロヅルの特長である初列の黒い羽はなかなか見れなかったが、採食行動の後たまたま羽づくろいや伸びをすることがあり、その時一部分が見れた。また、伸びをした後ごくまれに羽ばたくこともあったが黒い羽全体をを見れたのは飛翔時以外このときだけである。

・羽づくろい(初列が見れたもの)
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・頭掻き
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・伸び
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・羽ばたき
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